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生成AI時代のデータマネタイゼーション2.0〜「データで稼ぐ」はどう変わるのか、収益化の発想と実践〜

10月20日(火)
フォーティエンスコンサルティング株式会社
新規事業戦略チーム シニアマネージャー
天野 秀俊(あまの ひでとし) 氏
企業に蓄積されるデータを収益・利益に変える「データマネタイゼーション」。近年、生成AIの進化により、その実現方法は大きく変わりつつあります。従来は活用が難しかった文書・画像・図面等の非構造データから意味を読み取り、データ整備の負荷を抑えて価値化できる可能性が広がる一方、AIが分析・提案、さらにはアクションまで担うようになっています。
本講演では、データマネタイゼーションの基本的なパターンと成功原則を整理したうえで、生成AIによって何が変わるのか、そして企業はいかに「データで稼ぐ」仕組みを構築すべきかを、最新事例と実践知を交えて解説します。
1.今、改めて「データマネタイゼーション」を考える理由
(1)データマネタイゼーションとは何か
(2)「データを売る」だけではない、改善・既存サービス高度化・新規事業
(3)DX・生成AIの進展によって高まる企業データの戦略的重要性
2.「データで稼ぐ」ビジネスを生み出す3つの発想
<誰に価値を提供するか>
(1)バリューチェーン上のプレイヤーへの価値提供
(2)同じ顧客課題を持つプレイヤーへの価値提供
<誰と価値をつくるか>
(3)複数企業がデータを持ち寄る「データ共創型」ビジネス
<データをどう価値に変えるか>
(4)加工・再編集による新たな情報価値の創出
(5)分析・組み合わせによる新たな知見・サービス価値の創出
3.データマネタイゼーションの「深さ」 -データからアクションへ
Lv.1:データを提供する
Lv.2:可視化・情報を提供する
Lv.3:インサイト・予測を提供する
Lv.4:意思決定・推奨アクションを提供する
Lv.5:AIが実行まで担う
深くなるほど顧客業務に入り込み、差別化・収益性が高まる
4.生成AIが変えるデータマネタイゼーション① -「使えるデータ」の範囲が広がる
(1)従来:収集・クレンジング・構造化されたデータが活用の前提
(2)対象の拡大:文書・画像等の非構造データを意味的に解釈
(3)整備負荷の低減:属性・タグを整備せず、文脈から探索・活用
(4)死蔵データの資産化:図面・議事録・現場記録等、従来使えなかったデータを価値化
(5)競争優位の変化:「整ったデータ」だけでなく「他社にはない独自データ」が価値の源泉に
5.生成AIが変えるデータマネタイゼーション② -「分析」から「意思決定・実行」へ
(1)自然言語によるデータ探索・分析
(2)AIによるインサイト・予測の生成
(3)顧客ごとの推奨アクションの提示
(4)AIエージェントによる業務実行
(5)「データを提供する」から「顧客成果を提供する」ビジネスへの進化
6.「データで稼ぐ」をPoCで終わらせないための実践論
(1)パターンを活用したデータマネタイゼーションアイデアの網羅的な抽出
(2)顧客の業務・経済価値を起点としたマネタイズ水準の設定
(3)代替サービスを踏まえた差別化
(4)自社データと外部データを組み合わせた価値創造
(5)生成AI時代に重要となる「他社にはない独自データ」の蓄積
(6)サービス利用 → 独自データ蓄積 → AI高度化 → サービス価値向上の好循環
7.質疑応答/名刺交換
※講演内容は最新状況に応じて変更する場合があります


外資系コンサルティングファームを経て現職。製造業のサプライチェーンマネジメントを中心としたDXコンサルティングを経験した後、通信、製造・流通、ヘルスケア等、幅広い業界における新規事業の企画・事業化支援に従事。2021年よりデータマネタイゼーションの専門チームを立ち上げ、企業が保有するデータを活用した新規ビジネスの創出・事業化を多数支援するとともに、調査・研究、講演等の活動を推進。
一般社団法人データマネタイゼーション協会の設立に参画し、理事を務める。著書に『データマネタイゼーション-企業の情報資産で稼ぐための教科書-』(日経BP 日本経済新聞出版、共著)。また、MITの研究者による『全社でデータを活かす技術-データマネタイゼーションの成功法則-』(同)の翻訳・解説を担当。
