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見えなかった「医療現場の空気」を数値化〜職員の離職・組織停滞を未然に防ぐ先行指標マネジメント〜

8月27日(木)
自律進化組織研究所 組織開発コンサルタント
三好 章樹(みよし あきしげ) 氏
予期せぬ退職、静かに広がるモチベーション低下、リーダーが機能不全に陥っている部署、頑張っているのに成果が出ないチーム。さらに、人手不足、退職代行の普及、ハラスメントを恐れるあまりの指導萎縮。医療現場では今、これまでになく「組織が見えない」課題が大きくなっています。手元にあるのは、管理職の報告と、本音の見えないサーベイだけ。視界不良のまま、勘を頼りに高速運転を続けているのが、多くの医療機関の実態ではないでしょうか。
本講では、財務に「財務指標」があるように、組織も「先行指標」やさまざまなKPIに基づく経営を可能とする方法をお伝えします。職員の日常の言動という客観的な情報から、離職・意欲低下・組織の硬直化を事前に察知し、変化に強くしなやかな病院・施設経営を実現する具体的な仕組みを、実例とともに解説します。
1.なぜ今、「組織が見えない」ことが医療機関にとって致命傷になるのか
2.財務には先行指標があるのに、組織にだけ先行指標がなかった本当の理由
3.サーベイ・面談・上司の主観を卒業し、現場の空気を可視化する方法
4.管理職が手に入れる6つの先行指標 - 現場の今と、半年後の未来が見える
・離職リスク指標 - 部署の離職・定着可能性を事前に検知する
・静かな退職予兆指標 - やる気の低下を業務量が落ちる前に検知する
・組織硬直化リスク指標 - 環境変化が起きた際の対応力がわかるKPI
・実行力指標/改善停滞リスク指標 - 目標達成の確実性を測定する指標
・リーダー依存リスク指標 - リーダー依存・職員の自律度がわかる
・問題予兆発見力指標/チャレンジ量指標 - 挑戦し続ける現場体質のKPI
5.導入事例:離職ゼロとなった訪問看護の現場、部署間協力が次々と生まれる病院など
6.「新たな先行指標でマネジメントする時代」へ - 明日からすぐに使える仕組みづくり
7.質疑応答

1965年、東京生まれ、明治大学法学部卒業。2005年に患者サービス研究所を開設、2017年に自律進化組織研究所に改称。「指示命令をしなくても、現場がみずから気づき考え話し合い改善し続ける『自律進化組織』を7ヶ月で実現する組織開発プログラム」を展開。
医療福祉業界を主な対象に、離職防止、管理職育成、ハラスメント対策、心理的安全性、組織活性化の領域における専門家として支援。約300社、延べ25,000名以上に研修・コンサルティングを実施。
健診センター事務課長、特別養護老人ホーム施設長などに従事。2017年より、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 認定医業経営コンサルタント(東京都支部所属)、東京都医療勤務環境改善支援センター 医療経営アドバイザー。
著書『超実践!自律進化組織をつくる - 病院編』『病院・クリニックの現場改善マニュアル』『医療接遇スーパーバイザー実践読本』『医療現場を変える接遇力』など。
現在、『最新医療経営Phase3』『看護部長通信』『医療タイムス』に連載中。
『ホンマでっかTV』(フジテレビ)出演。
