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【2030年に向けた市場の拡大と事業機会】
〜Meta・Google・Apple・中国メーカーの製品戦略と技術選択〜

10月20日(火)
沖為工作室合同会社 Founder&CEO
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
眼鏡型デバイス市場は大きな転換期を迎えています。従来はAR/VR/MRを中心としたXRデバイスが次世代コンピューティングプラットフォームとして期待されてきましたが、近年は生成AIの進化を背景に、ディスプレイを搭載しないAI眼鏡が市場拡大を牽引しています。また、通知、翻訳、ナビゲーションなどの情報を視界内の見やすい位置に表示し、認知負荷を抑えながら日常利用を実現するHUD(Heads-Up Display)型AR眼鏡も新たな市場を形成しつつあります。
本講演では、ディスプレイレスAI眼鏡、HUD型AR眼鏡、さらに周囲環境を認識してデジタル情報を現実空間上に固定表示するWorld-Aware ARグラスを一連の進化軸として整理します。ディスプレイ、光学エンジン、ウェーブガイド、Micro LED、AI半導体、センシング技術などの最新動向を解説するとともに、Display Week 2026、AWE 2026、MicroLED & AR/VR Connect 2026で示された技術トレンドを踏まえ、Meta、Google、Apple、中国メーカーなど主要企業の戦略を分析します。さらに、AI眼鏡が市場形成を先導し、その先に空間認識機能を備えたWorld-Aware ARグラスへと進化していく技術ロードマップと、2030年に向けた市場拡大シナリオを展望します。
1.眼鏡型デバイス市場の転換点
・XR市場の現状と課題
・AI眼鏡の急成長
・ディスプレイレスAI眼鏡からAR眼鏡への進化
2.AI眼鏡が切り開く新市場
・AIアシスタントの常時利用
・マルチモーダルAIとの融合
・スマートフォンとの関係
3.主要企業の眼鏡型デバイス戦略
・Meta
・Google
・Apple
・Qualcomm
・中国メーカー
4.HUD型AR眼鏡と次世代ARの競争軸
・HUD型AR眼鏡とは何か
・認知負荷を抑える情報提示設計
・HUD型AR眼鏡とWorld-Aware ARの違い
・製品事例と市場動向
5.AR眼鏡を支えるディスプレイ・光学技術
・バードバス・自由曲面光学とウェーブガイドの棲み分け
・Micro OLED・Micro LED・LCOSの競争
・QDELと次世代ディスプレイ技術
・メタサーフェスと将来光学
6.実用化を左右する技術課題と応用分野
・軽量化・消費電力・発熱対策
・AI処理と空間認識技術
・コンシューマ市場
・エンタープライズ・産業・医療分野
7.眼鏡型デバイスの進化ロードマップ
・ディスプレイレスAI眼鏡
・HUD型AR眼鏡(Simple Visual Overlay)
・World-Aware AR眼鏡
・空間コンピューティングの将来像
8.2030年の市場展望
・市場予測
・普及シナリオ
9.質疑応答


桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学にて文学士(英米文学専攻)を取得後、自動車業界で営業職として従事。市場調査業界での勤務を経て、製造業において新製品開発および市場導入業務を担当。先進物流向けプラスチックパレット「スキレッター」では、市場調査から商品開発、上市まで携わり、開発メンバーの一人として特許登録を行う。その後、欧州系自動車部品メーカー(Tier1)での経験を経て、主にドイツ自動車メーカー向けの内装加飾技術の提案業務に従事。水圧転写や本杢インモールド成形などの先進加飾技術の工業化プロジェクトを担当し、技術提案から量産化実務まで幅広い実務経験を有する。2017年より市場調査業界にて、マイクロLED、AR/スマートグラス、車載電池、自動運転など先端技術分野の市場調査、事業開発およびマーケティング業務に従事するとともに、企業向け講演活動を開始。社会人として勤務する傍ら米国大学にてMBAを取得。2020年に沖為工作室合同会社を設立。自動車、ディスプレイ、AI、AR/スマートグラス、車載電池、自動運転などの先端技術分野を中心に、市場調査、競争分析、新規事業開発支援およびコンサルティングを提供している。国内外の展示会やフォーラムの継続的な現地調査を通じて業界動向を分析し、講演・執筆活動も行っている。2024年、アジアのビジネス情報誌により「Top 10 Leaders in Business Consulting in Japan」に選出。
