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多端子直流送電(MTDC)の最新潮流〜欧州のDCグリッド化と送電インフラの未来〜

10月20日(火)
日立エナジージャパン(株)
Grid Integration HVDC
Marketing & Sales Manager
西岡 淳(にしおか あつし) 氏
世界ではエネルギー転換(再生可能エネルギーの拡大、電化の進行、需要の急増)が着実に進行している。
再生可能エネルギーの導入が加速し、電力システムの相互接続、洋上風力の連系が一層進む中、MTDC(Multi-Terminal Direct Current)システムは設備投資の効率化や再生可能エネルギーの効率的な利用など、多くのベネフィットを提供する。また、複数端子間および異なる電力市場間で電力潮流を動的に制御し、混雑緩和とレジリエンス向上に貢献する。欧州では今後MTDC、MPI(Multi-purpose Interconnector)が増加し、将来はDCグリッド化していくと予想されている。
こうしたMTDCの動向について解説する。
1.多端子HVDC(MTDC)とは
2.MTDCの実例:Caithness-Moray-Shetlandプロジェクト
3.今後のMTDCプロジェクトと技術トレンド
4.DC遮断器、DCSS(DC Switching Station)
5.MTDCへの要求仕様について考慮すべきこと
6.質疑応答/名刺交換


1991年 株式会社日立製作所入社。大みか工場(当時)にて可変速揚水発電所の制御システムの開発に従事。世界最大容量400MVAの可変速揚水プロジェクト(72MVAサイクロコンバータの制御含む)を完遂。2000年 火力、水力、原子力などに共通の発電制御プラットフォームの開発に従事。2008年 IEC61508機能安全規格対応の発電所制御システム開発、認証取得。2010年 電力流通事業に従事。監視制御、保護リレー、HVDC、系統安定化システム、スマートグリッドなど電力流通システムをとりまとめ。2013年 日立製作所と ABB(当時)のHVDCにおける協業の推進。2015年 日立製作所とABB(当時)の合弁会社である、日立ABB HVDCテクノロジーズ株式会社の代表取締役会長兼CEOに就任。国内HVDC事業を現日立エナジー社との協業により推進。飛騨信濃直流連系設備における飛騨変換所AC/DCフィルタシステムを納入。2019年4月に東清水変電所周波数変換設備増強(600MW)を受注し、プロジェクトを推進。2020年 日立製作所がABBのパワーグリッド部門(現日立エナジー)を買収。2023年 日立エナジーに移籍し現職。
