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【重要技術の確保・管理が問われる時代】
〜現実世界で「知覚・判断・行動」するAIの社会実装と企業が取るべきアクション〜

8月26日(水)
KPMGコンサルティング株式会社
執行役員 パートナー
池田 和繁(いけだ かずしげ) 氏
KPMGコンサルティング株式会社
Technology Consulting シニアコンサルタント
太田 翔(おおた かける) 氏
近年、AIは文章生成や画像認識などのデジタル空間での情報処理にとどまらず、センサ、ロボット、車両、産業機器等と結び付き、現実世界で「知覚・判断・行動」するフィジカルAIへと進化しています。フィジカルAIは、労働力不足、技能継承、危険作業の代替、生産性向上といった産業課題への対応に向け、製造業をはじめとする幅広い領域で重要性を増しています。また、フィジカルAIを支える基盤モデル、半導体、センサ、アクチュエータ、ロボティクス関連技術等は、サプライチェーンリスクへの対応や重要技術の確保・管理の観点から、経済安全保障上も重要性を増しています。
本講演では、フィジカルAIの基本概念や主要技術を整理するとともに、製造現場・産業領域での活用可能性、導入・運用に向けた実務上の論点、企業が今後取るべきアクションについて解説します。
1.フィジカルAIの基本理解
1-1.フィジカルAIとは何か
デジタル空間での推論・生成にとどまらず、現実世界を知覚し、判断し、行動するAIの基本概念を解説
1-2.フィジカルAIが注目される背景
労働力不足、熟練技能の継承、危険作業の代替等、産業界が直面する課題とAI活用の方向性を整理
1-3.従来型AIとフィジカルAIの違い
生成AI、画像認識等の既存のAIと、ロボット・設備等と連携するフィジカルAIの違いを整理
2.フィジカルAIを支える技術と実装要件
2-1.フィジカルAIを支える主要技術
基盤モデル、半導体、センサ、アクチュエータ、エッジデバイス、ロボティクス関連技術、デジタルツイン等、フィジカルAIの
実装を支える主要技術を整理
2-2.現実世界で機能するための6つの基盤要素
身体性、感覚知覚、運動能力、学習能力、自律性、コンテキスト感度の観点から、フィジカルAIが現実環境で機能するための要件を整理
2-3.地政学リスク・経済安全保障の観点から見た重要性
基盤モデル、半導体、ロボティクス関連部品等のサプライチェーンリスクや、重要技術の確保・管理の観点から、フィジカルAIが
経済安全保障上も重要となる背景を整理
3.製造現場・産業領域における活用
3-1.製造現場・産業領域における活用事例
フィジカルAIを活用した現場改革、技能伝承、設備保全等における活用可能性や事例を紹介
3-2.フィジカルAI導入に向けた実務上の論点
基盤モデル、システムアーキテクチャ、セキュリティ、ガバナンス、運用体制に加え、重要技術・部品の調達リスク等を含め、
フィジカルAIの導入・運用に向けて企業が検討すべき実務上の論点を解説
4.フィジカルAI導入に向けた企業が今後取るべきアクション
4-1.企業が今後取るべきアクション
フィジカルAIの社会実装を見据え、ユースケース創出、技術基盤整備、データ・AIガバナンス、安全性・セキュリティ確保、
サプライチェーンリスク対応を含め、企業が本格導入に向けて検討すべきアクションを整理
5.質疑応答/名刺交換


ITコンサルティング会社を経て、2017年にKPMGコンサルティングに入社。大規模プロジェクトPMO、テクノロジーアーキテクチャ設計を強みとし、自動車・製造業等のクライアントに対して、デジタル業務改革やデータ利活用戦略などのDX支援を多数手掛ける。近年では、製造・製薬・自動車業界向けのデジタルトランスフォーメーショングループのリーダーとして、営業戦略から、新規顧客開拓、AI・IoT・データ戦略・導入支援、データ利活用戦略、データプラットフォーム構築・活用支援などを推進している。

AI・データコンサルティング会社を経て、2024年にKPMGコンサルティングに入社。製造業・医療・官公庁等を中心にAI・データプラットフォームを活用した業務改革・新規事業開発、AI・ITガバナンス策定、先端技術動向調査等のコンサルティングに従事している。
