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EV時代の生存境界線
〜OEM再編とサプライチェーン再構築の本質と
パワー半導体・モーター技術進化が握る競争優位〜

6月23日(火)
愛知工業大学 総合技術研究所 教授
経済産業省 脱炭素燃料政策小委員会 委員
グリーンイノベーション部会 委員他
近藤 元博(こんどう もとひろ) 氏
世界の新車販売台数における「広義の電動化率」(HEV・PHEVを含む)は、現在30%に迫る勢いを見せています。一方で、欧州のエンジン車規制緩和などを受け「EV市場は停滞している」という声も上がっています。また北米では、政権交代によるEV支援の見直しからホンダやソニーがEV事業の見直しを発表する中、EV普及の課題だった航続距離と充電の利便性を見直したトヨタの新型EVが26年1〜3月期は前年同期比で2倍と主要大手で唯一販売を伸ばしています。加えて、中東情勢の原油高を受け、米国での中古EVの販売が伸長しているとの情報もあります。
本稿では、現在のEV市場のリアルな動向と中長期的な展望を整理し、電動化の進展に伴う、自動車OEMへの影響とそのサプライチェーンへの影響を紐解きます。そして、グローバルに勝ち残っていくためにロームやデンソーなどのパワー半導体の高性能化や、稀少金属を減らしたニデックのモーター技術などで新技術開発の動向などを踏まえて、日本企業に残された課題と対応について解説します。
1.GXを見据えた自動車のパワートレインの今後の動向
2.電動化に伴う自動車産業構造変化
・電池技術の方向と対応
・モーター技術の方向と対応
・インバーター技術の方向と対応
3.自動車産業の今後の行方
・OEMの業態変化の可能性
・サプライやビジネスの変化
4.まとめ
5.質疑応答/名刺交換
※講演内容は最新状況に応じて変更する場合があります


1987年 トヨタ自動車株式会社。総合企画部長 第1トヨタ企画部長 戦略副社長会事務局 担当部長 他。資源、エネルギー、化学物質、環境管理をはじめとした環境問題並びに生産企画、経営企画、事業企画等事業戦略を担当。2020年 愛知工業大学総合技術研究所 教授。産学連携、地域連携等を通じ、脱炭素社会、資源循環社会、サプライチェーンの強靭化の達成に向けて研究開発、教育に従事中。
経済産業省 産業構造審議会 グリーンイノベーション部会 総合資源エネルギー調査会 脱炭素燃料政策小委員会、カーボンマネージメント小委員会、内閣府 国土強靭化推進会議 等委員、他。
