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ホンダの巨額損失と世界のOEMが直面する危機〜真相とこれから始まる覇権争いの行方〜

5月21日(木)
オートインサイト(株)
代表/技術ジャーナリスト・編集者
鶴原 吉郎(つるはら よしろう) 氏
ホンダが発表した最大2.5兆円にも上る損失の計上は、自動車業界のみならず、日本の産業界に衝撃を与えました。ホンダの損失はなぜここまで巨額になったのか。ホンダが最先端技術を注ぎ込んだ基幹モデルがなぜ幻となったのか。さらに、ホンダだけでなく、欧米の大手完成車メーカーが相次いで数兆円規模の損失を計上しているのはなぜなのか。ホンダの巨額損失の分析を通して、現在の自動車業界が突きつけられている重い課題の真相に迫ります。
1.2.5兆円の損失を発表した衝撃の記者会見
2.「CES 2026」の出展取りやめに見えたホンダの決断の予兆
3.2026年3月の記者会見で何が話されたのか
4.2025年7月に先行して開発中止されていた3列シートSUV
5.幻となった「0シリーズ」はホンダにとって「乾坤一擲」のモデル
6.ホンダ車初として採用予定だった次世代車体技術「ギガキャスト」
7.ルネサスとの協業で超高性能の半導体を開発
8.ホンダ初のSDVになるはずだった0シリーズ
9.既存EV「プロローグ」や「アキュラZDX」の惨状
10.中国市場における「Yeシリーズ」の実態
11.今期(2026年3月期)に計上される最大5000億円の追加費用・損失の中身とは
12.0シリーズの販売計画と価格設定を予想する
13.来期(2027年3月期)に持ち越される最大1.2兆円の巨額損失の正体とは?
14.韓国LGエナジーソリューション(LGES)との合弁バッテリー工場の実態
15.合弁工場の総資産評価額はなぜ膨張するのか
16.合弁工場をハイブリッド車(HEV)向けに転用する案の限界
17.最先端半導体で発生する巨額損失
18.ソフトウエア開発の重圧と、全米ディーラー網への補償問題
19.それでもなぜ「赤字覚悟」で発売しなかったのか
20.米国のEV販売の実態
21.ホンダが恐れた最悪シナリオ
22.発売前から懸念されていた0シリーズの弱点とは
23.なぜ0シリーズの中止は「AFEELA」にも波及したのか
24.合弁工場の巨額負債を圧縮する救済策とその限界
25.フォード、GM、ステランティスなども巨額赤字を計上
26.HEVよりEVを安く売るトヨタの「逆張り」戦略と米国の実市場調査
27.トヨタのマルチパスウェイプラットフォームの強み
28.トヨタすら直面する米国バッテリー工場の低稼働と減損リスク
29.ホンダの巨大な「損切り」がマツダやスバルなど他メーカーに突きつけた重い教訓
30.世界の自動車メーカーの「覇権争い」の行方
31.質疑応答


日経BPに入社後、新素材技術誌、機械技術誌を経て、2004年に、日本で初めての自動車エンジニア向け専門誌「日経Automotive Technology」(現在の日経Automotive)の創刊に携わる。2004年6月の同誌創刊と同時に編集長に就任。2013年12月まで9年9カ月にわたって編集長を務める。
2014年3月に日経BP社を退社し、2014年5月に自動車技術・産業に関するコンテンツの編集・制作を専門とするオートインサイト株式会社を設立、代表に就任。日経BP総研 未来ラボ客員研究員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。主な著書に「自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション」(日経BP、共著)、「自動運転で伸びる業界 消える業界」(マイナビ出版)、「EVと自動運転-クルマをどう変えるか」(岩波新書)、「ポストEVの競争軸 デジタルビークルの知られざる正体」(日経BP)。日経xTECH、日経ビジネス電子版に「クルマのうんテク」を連載中。
