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大規模地震対策と防災庁設置による防災政策の展望

3月19日(木)
名古屋大学 名誉教授
あいち・なごや強靭化共創センター長
内閣官房 防災庁設置準備アドバイザー会議 主査
内閣官房 国土強靱化推進会議 委員
福和 伸夫(ふくわ のぶお) 氏
昨年は、南海トラフ地震と首都直下地震の被害想定の見直し、防災庁の設置準備、成長戦略会議における危機管理投資など、防災・減災に関わる様々な施策が展開された。
一方で、トカラ列島周辺、カムチャッカ半島、三陸沖、青森県東方沖などで地震が発生し、初めて北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されたりもした。国難級の大規模地震が切迫する中、過去の地震災害に学び、現代社会を点検し、将来に備える態度が必要となる。
本講義では、温故知新と居安思危の態度で転禍為福を成し遂げるにはどうすればよいかを一緒に考えたい。
1.2025年における防災を取り巻く様々な動向
2.過去の地震災害は歴史をどう変えたか
3.国難ともいえる南海トラフ巨大地震
4.相互依存と過密・過疎が進む現代社会の脆弱性
5.弱みを強みにかえる防災ビジネス
6.防災庁設立で徹底的な事前防災と総力結集
7.質疑応答


1981年 名古屋大学大学院修了後、清水建設にて原子力耐震研究に従事した後、1991年に名古屋大学に異動。工学部 助教授、先端技術共同研究センター 教授、環境学研究科 教授を経て、2012年に減災連携研究センターを設立しセンター長、2022年に定年退職して名誉教授。
現在は、複数の大学の特任教授・客員教授を務めると共に、あいち・なごや強靭化共創センター長、名古屋産業科学研究所 上席研究員。専門は建築耐震工学、地震工学、地域防災。国や自治体の防災施策の立案に携わると共に、防災・減災活動を実践。昨年は南海トラフ地震対策や防災庁設置のとりまとめを行う。名古屋大学減災館開設や防災教材「ぶるる」の開発など、防災・減災の啓発育成に勤しむ。防災功労者内閣総理大臣表彰、文部科学大臣表彰科学技術賞、日本建築学会賞、同教育賞、同著作賞、などを受賞。主な著書に、「次の震災について本当のことを話してみよう」(時事通信社)、「必ずくる震災で日本を終わらせないために」(時事通信社)
