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医療機関を守る診療記録〜法的にみた望ましい診療記録のあり方〜

1月26日(月)
棚瀬法律事務所 弁護士
沖山 英毅(おきやま ひでき) 氏
診療記録は、医事紛争が発生した場合の最重要証拠とされています。しかし、診療記録に記載のない事実の存否をめぐって、紛争が長期化することも珍しくありません。診療記録を充実させ、適正な内容に保つことは、患者のみならず医療機関をも守ることにつながります。本講演では、医事紛争を多数扱う法律家の視点から、医療機関を守る診療記録のあり方について、実例をもとに紹介いたします。
1.診療記録の目的と法律
2.裁判例にみる診療記録の問題
(1)不存在
(2)偽造・変造
(3)患者の要望による虚偽記載
(4)複数の記載内容の齟齬
(5)不十分な記載
(6)不明確な意味内容
(7)訴訟における主張との齟齬
3.ICに関する記録
4.終末期医療(DNAR等)と診療録記載
5.診療記録開示に伴う問題
6.質疑応答/名刺交換


2016年 9月 司法試験合格
同年11月 司法研修所入所
2017年12月 司法研修所卒業、弁護士法人棚瀬法律事務所勤務
【弁護活動】
①医療事件・患者クレーム処理(訴訟・交渉・ADR等)
②医療機関の法律問題全般(労務管理・未収金対策・経営・税務等)
③企業法務(契約・不動産・労務等)
④医療機関・企業職員の個別相談(親族・相続問題等)
⑤医療刑事事件、行政指導・行政処分対策等
