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2026年のモバイルビジネスはどう動くか〜行き過ぎた規制の副作用と競争ルール見直しがもたらす新局面〜

12月11日(木)
株式会社野村総合研究所
シニアパートナー
北 俊一(きた しゅんいち) 氏
2023年末に施行された規制の見直しを以て、モバイル市場は平静を取り戻したかのように見えたが、足元では不健全な競争が継続しているとともに、行き過ぎた規制による市場の歪み、副作用が拡大しており、本年12月から、新たな検討の場において、モバイル市場における競争ルールの抜本的な見直しが行われる予定である。
本講演では2025年のモバイル市場の振り返りと、2026年の展望をお話しする。
1.2025年にモバイル市場で何が起こったのか?
〜行き過ぎた規制により新たに生じた課題〜
2.販売代理店ビジネスの変化
3.端末、デバイスの進化
4.中古・再生端末市場の拡大
5.キャリア経済圏競争の進展
6.通信インフラビジネス/通建ビジネスの行方
7.競争ルール見直しの行方
8.2026年の展望
9.質疑応答/名刺交換
株式会社ニューズドテック
代表取締役社長
粟津 浜一(あわづ はまかず) 氏
2019年10月の改正電気通信事業法施行を契機に、市民権を得た中古モバイル端末。さらに、世界的に高まる「スマートフォンを修理する権利(Right to Repair)」の潮流を背景に、中古ではなく“再生端末”市場が急速に存在感を高めている。
本講演では、中古市場の変遷や流通環境の変化を踏まえながら、中古スマートフォン市場の拡大要因と課題、そして今後の持続的成長に向けた方向性を解説する。また、リユースモバイル・ジャパンの活動やニューズドテックとしての最新の取組事例を紹介し、テクノロジーと信頼を基軸にした「破壊なき市場創造」の実践を共有する。
1.2025年のモバイル市場概観
〜規制見直しと市場再編の中で何が変わったか〜
2.中古・再生端末市場の拡大要因
3.リユースモバイル・ジャパンの取組み
4.ニューズドテックの挑戦
5.今後の展望とビジョン
6.質疑応答/名刺交換


1990年(株)野村総合研究所入所。以来、一貫してICT分野における調査・コンサルティング業務に従事。専門は競争戦略、事業戦略、マーケティング戦略、DX戦略立案及びICT政策策定支援。
現在、総務省情報通信審議会専門委員、固定電話サービス移行円滑化委員会、電気通信市場検証会議競争ルールの検証に関するWG、消費者保護ルールの在り方に関する検討会、非常時における事業者間ローミング等に関する検討会等委員。経済産業省/NEDOポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業に係る評価委員会評価委員。

2004年、筑波大学大学院理工学研究科修了後、ブラザー工業株式会社に入社し、メカ・エレキ・ハード・ソフトの各分野から研究開発に従事。2009年、株式会社アワーズ(現:株式会社ニューズドテック)を設立し、代表取締役社長に就任。2017年、業界団体である一般社団法人リユースモバイル・ジャパンを設立、初代理事長に就任。総務省・デジタル庁等主催の各種検討会に構成員・オブザーバーとして参加。
中古端末市場の専門家として100以上のメディア出演実績を有し、テクノロジーを基軸とした産業創出と健全な市場形成に取り組んでいる。
