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空飛ぶクルマの社会実装展望と事業動向〜万博デモ飛行から商業飛行へ〜

 
						12月 8日(月)
								元(株)ANA総合研究所 顧問 
元国土交通省 航空局 安全部長
								髙野 滋(たかの しげる) 氏
								
「空飛ぶクルマ」は、最新技術を活用した、電動で3つ以上のプロペラを有し、自動化が進んだ、垂直離着陸可能な航空機を指し、低環境負荷(低騒音、二酸化炭素排出)、低コスト、狭隘な場所での離着陸可能なことから、都市交通を担う空の乗り物として期待を集めています。
世界的に、「空飛ぶクルマ」の開発や社会実装に取り組んでいる企業が数多くある中で、各国政府もこれに協力してきており、2026年に社会実装が始まると予想されています。我が国でも大阪関西万博におけるデモ飛行が行われ、注目をあつめたところです。
本講演では、「空飛ぶクルマ」をめぐる現状と社会実装に向けた状況を整理したうえで、今後の期待・展望と解決すべき課題についてお話ししたいと思います。
1.「空飛ぶクルマ」の機体の特徴と開発状況など業界の現状
2.我が国を含む各国政府における、社会実装の支援の状況
3.「空飛ぶクルマ」による都市航空(UAM:Urban Air Mobility)のコンセプト
4.「空飛ぶクルマ」の社会実装後の展開・拡大の可能性
5.ANA HDによる「空飛ぶクルマ」の事業化検討状況
6.今後の課題
7.質疑応答/名刺交換


1983年 東京大学工学部卒、運輸省(当時)入省。航空局航空機安全課長、事業安全室長(大臣官房参事官) 運航安全課長、安全部長などを歴任。2019年 国土交通省を退官、ANA総合研究所顧問に就任、2025年退職。国土交通省在任中に「空の移動革命に関する官民協議会」設立に従事したほか、前職においても空飛ぶクルマの事業化・社会実装関係業務に従事。
