ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
人事考課の目的とその成果〜「人が辞めない」病院をつくる スゴイ人事考課制度〜
12月 3日(水)
社会医療法人ピエタ会 石狩病院
理事長/法人本部長
盛 牧生(もり まきお) 氏
多くの病院で人事考課制度が導入されていますが、ただ形式的にやっているだけという場合も少なくありません。人事考課は実施すること自体を目的にせず、職員の育成やモチベーションの向上、病院運営や経営のための重要なツールの一つと考えて運用することが重要です。もちろん、人事考課以外の手法により効果的な運営はできるでしょう。ただ、人事考課制度というのは設計と運用をきちんと行うことで、複数の成果を見込める重要な運営ツールにもなります。当院における人事考課制度の変遷を知ることで効果的な人事考課制度を導入、定着できると考えています。なお本講演は一般企業の方にとっても有益であると考えています。
1.病院で人事考課制度を定着させることが困難な理由
2.人事考課を行う目的の整理
(1)最初から「段階的な導入」を意識すべき
(2)処遇への反映を焦ってはいけない
(3)経営陣は、人事考課の処遇以外の目的を共有すべき
3.人事考課導入の初期段階で意識すべきこと
(1)人事考課導入の目的を考課者全員が共有すること
(2)「評価の質」の均一化こそが重要
(3)制度のブラッシュアップこそが職員の納得度を高める
4.制度が成熟するのに伴い意識すべきこと
(1)目標の連鎖を考える
(2)システム導入で効率化を図る
5.採用活動への波及と職員の定着について
6.すべての人に選ばれる病院づくり
7.質疑応答
※受講者全員に著書
『「人が辞めない」病院をつくる スゴイ人事考課制度』(幻冬舎メディアコンサルティング、2025年2月刊)を進呈
・ライブ/アーカイブ配信をご受講の方には、お申込時のご登録住所に書籍をご送付致します。
・開催日直前にお申込の場合、開催日までにお手元に届かない可能性がございますことを、予めご了承ください。
1965年生まれ。小学生のときに父親がクリニックを開業する。1985年小樽商科大学に入学するが、アルバイトに精を出しすぎ1989年に中退。学習塾へ就職し人気講師となる。30歳のとき、父が理事長を務めていた医療法人社団ピエタ会石狩病院(現 社会医療法人ピエタ会石狩病院)の法人事務長に相談し、医療事務を学ぶため苫小牧の病院に4年間勤める。1999年石狩病院に入職、2003年に事務長となる。職員からの提案をきっかけに、独自の評価軸を持つ人事考課制度を制定、2023年に理事長に就任後の現在もブラッシュアップし続けている。2017年認定登録 医業経営コンサルタントを取得。