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今後求められる健康医療DX-バックキャスト視点への転換と他産業との連携-
10月 7日(火)
九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター
センター長、国際医療部長、副病院長
九州大学大学院医学研究院医療情報学分野 教授
九州大学健康医療DX推進部門長
中島 直樹(なかしま なおき) 氏
従来の「改革」は進めようとしてもなかなか進まない改革であった。一方、DXとは何もせずとも予想よりも迅速に進んでしまう改革である。その性質も規模も従来とは全く異なり暗中模索の状況であるが、幸い人類は「産業革命」においてDXに比肩する改革の経験がある。
本講演では、その本質を考えた上で、平和な時代における日本人の特長とも言えるフォアキャスト視点から、改革の時代に必要なバックキャスト視点への転換の必要性を提案する。さらに、健康医療分野での具体的な事例や活動について、途上国での事例も含めて紹介したい。また、健康医療領域と介護領域の連携のみならず、その他の産業領域との連携についても一緒に考えたい。
1.DXの本質を考えバックキャスト視点を取り入れよう
2.現在の医療DX政策の役割とは
3.PostDX時代とは、どういう時代か
4.PreDX時代の今、我々は何をするべきか?
5.取り入れるべき・育成するべき人材
6.質疑応答
2014年より九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター 教授/センター長。
2023年から九州大学医学研究院医療情報学分野 教授。
長年、医療情報分野で活動し、2019年〜2022年の間、日本医療情報学会代表理事。
2021年からは、アジア太平洋医療情報学会理事長、国際医療情報学連盟副会長を歴任。
糖尿病専門医、医学博士。