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新たな宇宙ビジネスとNECの挑戦
10月16日(木)
一般社団法人SPACETIDE 理事兼CSO
佐藤 将史(さとう まさし) 氏
2015年以来、SPACETIDEでは、新産業としての宇宙ビジネスの潮流を産官学のステークホルダーと共に作ってきた。
宇宙が現実的なビジネス領域となるためには、多様な産業と宇宙の融合、そして誰もが宇宙と繋がる、宇宙の民主化が重要なキーワードとなる。また変化する国際環境を踏まえ、次世代のタレントや技術、商業政策、官民デュアルユースなどを議論し、持続的な成長と産業基盤の確立に向けた道筋を共有していくことが重要となる。
1.SPACETIDEとは
2.世界の宇宙ビジネス(全体像)
3.世界の宇宙ビジネス(セグメント別)
4.日本の宇宙ビジネス
・官民連携 ・商業政策
5.質疑応答/名刺交換
日本電気株式会社 NECフェロー 航空宇宙領域
三好 弘晃(みよし ひろあき) 氏
宇宙空間は未来の賑わいを社会にもたらす仮想的な道路である。
世界的に宇宙に期待や関心が高まる今こそ、宇宙空間を宇宙産業の専有物とせず、多様な産業・行政・生活分野に価値を届ける「社会実装型宇宙ビジネス」の実現が求められている。
本講演では、非宇宙分野のユーザー参加を促し、宇宙利用の裾野拡大による経済発展とわが国の安全保障の好循環を目指すために取り組むべきことは何かを皆様と共有します。
1.NECの事業紹介
2.社会価値創造型宇宙ビジネスとは
3.社会価値創造型宇宙ビジネスへの挑戦
4.NECの取り組み
5.おわりに
6.質疑応答/名刺交換
共同設立者・理事兼CSOとして、2015年より日本初の民間発宇宙ビジネスカンファレンス"SPACETIDE"の企画・運営を行う他、宇宙ビジネス振興の各種活動を展開している。2003年より野村総合研究所にて、イノベーション領域を中心に政策立案から企業戦略まで幅広くコンサルティング業務に従事。2019年ispaceに参画、日本初の宇宙スタートアップIPOに貢献。SPACETIDEにて創業時よりCOOを務めた後、現職。並行して、Beyond Next Venturesにて宇宙領域アドバイザー及びスタートアップエコシステム整備に従事(兼務)。東京大学理学部卒(地球惑星物理学)・同大学院理学系研究科修了(地球惑星科学)、UCLA大学院MPP(公共政策学修士)。内閣府「みちびき(準天頂衛星)エバンジェリスト」。気象庁「静止気象衛星に関する懇談会」委員。
1991年 東京大学工学系研究科航空学専攻卒業、同年日本電気株式会社入社。入社後は地球観測衛星「みどり」「だいち」に搭載されたコンピュータやそのソフトウェアの開発、宇宙ステーションと地上を結ぶ衛星間通信システムの開発に従事するなど宇宙×ICTを実現する宇宙データシステムの開発に約10年従事した。その後15年、宇宙データシステムを顧客価値に変える実用大規模ICTシステムのプロジェクトマネジメントを担当し、環境科学から、安全保障、実用測位など日本の国家基幹インフラの実現に貢献した。現在はNECが社内に保有する宇宙技術とITネットワーク技術の掛け合わせによる新たな民間宇宙利用をプロモートすべく、NECフェローとして活動中。