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自動車・商用車のトレンドと
8月27日(水)
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
Cross Sector Strategy Leader/
Commercial Vehicle & Mobility Leader
パートナー
早瀬 慶(はやせ けい) 氏
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
マネージャー
伊藤 さおり(いとう さおり) 氏
近年急速に進展する“乗用車の商用車化”等の影響により、2030年に自動車全需に占める商用車の割合は50%を超えることが予想される。社会・経済の基盤である商用車の重要性が高まる一方、これを事業機会と捉え、乗用車領域や他産業からの参入も多く、商用車OEMも勝ち残りをかけて、競合や他業界大手との統合・共創を推進する状況にある。
本講演では、“商用車化”のカギである先端技術に焦点を当て自動車・商用車業界の展望を紹介する。
1.商用車のグローバル定義と“商用車化”の動向
2.商用車業界が抱える課題と事業の難しさ
3.商用車とともに磨かれる先端技術
4.商用車と先端技術の融合による社会的意義と今後求められるビジネスの視点
5.質疑応答/名刺交換
国土交通省 物流・自動車局 車両基準・国際課 専門官
島野 徹(しまの とおる) 氏
カーボンニュートラルの実現に向け、国土交通省では、これまで電気自動車(EV)の安全性等に関する国連基準の策定を主導してきた。
他方で、トラックなどの商用EVについては、航続距離が短くバッテリーの充電時間が課題となっており、自動車メーカーや運送事業者等が連携し、バッテリーを車両から取り外して充電が可能なバッテリー交換式EVの開発や実証が進められている。
今後国連基準化に向けて、バッテリー交換式EVに関する動向について紹介する。
1.自動車分野のカーボンニュートラルについて
2.国内の交換式バッテリーEVの状況
3.交換式バッテリーEVの国連基準化に向けた状況
4.質疑応答/名刺交換
スタートアップ、複数の外資系コンサルティング会社を経て、EYに参画。20年以上にわたり、自動車業界、特に商用車を軸としたBtoB、BtoBtoCの戦略・構想策定に従事すると同時に、産業の枠組みを超えたモビリティ社会の構築に注力。2012年にグローバルで唯一の商用車を専門とするCommercial Vehicle Team立ち上げ、商用車政策シナリオ策定、物流MaaS構築、ASEANモビリティエコシステム構想、自動運転社会実装をはじめ、海外現地でも多数のコンサルティング経験を有する。‘23年4月より、一橋大学経営管理研究科(MBA)「サステナビリティ経営」非常勤講師。主な著書に「モビリティー革命2030(日経BP:共著)」、 「3つのステップで成功させるデータビジネス 『データで稼げる』新規事業をつくる(翔泳社:共著)」。
大手自動車サプライヤーの商用車領域の担当として、パワートレイン拡販、自動運転をはじめとするCASE戦略、事業企画等を経験後、2021年EYに参画。OEM・サプライヤー・商社・自治体等を中心に、新事業創出に向けた中長期戦略の策定に従事。近年はCommercial Vehicle & Mobility のマネージャーとして経済安全保障・インテリジェンスに関連する案件にも注力。
2017年 国土交通省 入省。2021年 自動車局審査・リコール課 企画係長。2023年 航空局安全部安全企画室 専門官。2025年 現職。