SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【米中デジタル化競争】

コネクテッドカーをめぐる覇権争い

〜新たなIoT時代の勢力図〜

No.
S25317
会 場
会場受講はございません

開催日
2025年 8月 7日(木) 13:00~15:00
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受講料
1名につき 33,770円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
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■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
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■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
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<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
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8月 7日(木)

コネクテッドカーをめぐる覇権争い

大阪経済法科大学 経営学部 教授
岡野 寿彦(おかの としひこ) 氏

13:00~15:00

デジタル技術の進化の本質である「融合」がもたらす世界を展望するうえで、商用化がいち早く進む自動車は格好の分析対象となる。電動化とソフトウェア化の結実とも言えるコネクテッドカー(connected vehicle)の開発を、米中で牽引するテスラ、小米、比亜迪(BYD)など企業の、ビジネスモデル、プラットフォーム&エコシステム戦略、AI開発、そしてデータ戦略のケース分析を中心に、両国の政策を交えて、「コネクテッドカーをめぐる米中の攻防」の構造を紐解く。そして、IoT時代の競争地図を展望する。

1.米中デジタル化競争を分析する枠組み:技術の「融合」によるゲームチェンジ
2.コネクテッドカーをめぐる攻防
 (1)テスラのソフトウェア・ドリブン経営 【ケース分析1】
 (2)小米:インターネットと製造業の融合 【ケース分析2】
 (3)BYD:中国的”ものづくりの進化プロセス 【ケース分析3】
3.米国と中国のデジタル戦略:企業と国家の関係性
 (1)[米国]自由主義と国家のコントロール:
 『トラフィッキング・データ:デジタル主権をめぐる米中の攻防』
 (バージニア大学 Aynee Kokas教授著)からの示唆
 (2)[中国]データの価値化と活用に向けた政策体系
 (3)米国、中国のデジタル戦略・政策と自動車ビジネス
4.IoT時代の競争地図:米中デジタル化競争の展望と日本企業の取組み 
 (1)自動車と環境・エネルギ-の融合
 (2)「つながり・融合」が加速する世界を分析・展望する
5.質疑応答

岡野 寿彦(おかの としひこ) 氏
NTTデータにて中国、インド、東南アジア諸国で現地企業のシステム構築プロジェクト・マネジャー、中国人民銀行直系企業グループとの資本提携による合弁会社経営陣ナンバー2などを務める。2016年からNTTデータ経営研究所にて、プラットフォーム戦略、デジタル・イノベーション、中国・東南アジアビジネスに関する企業人視点での分析などに取り組む。2025年4月より現職。
【主な著書】
『中国デジタル・イノベーション:ネット飽和時代の競争地図』(日本経済新聞出版、2020年)
『中国的経営イン・デジタル:中国企業の強さと弱さ』(日本経済新聞出版、2023年)
翻訳:『トラフィッキング・データ:デジタル主権をめぐる米中の攻防』 (日本経済新聞出版、2024年)
日経ビジネス(電子版)『米中デジタル化競争と日本企業へのインパクト』(2024年4月〜連載中)
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