SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

マテリアルDX時代のデータ基盤と利活用

〜データ駆動型材料研究のデータインフラ(DI)の最新動向〜

No.
S25269
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2025年 6月20日(金) 10:00~12:00
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受講料
1名につき 33,990円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

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パンフレット よくあるご質問

6月20日(金)

マテリアルDX時代のデータ基盤と利活用

国立研究開発法人 物質・材料研究機構 
マテリアル先端リサーチインフラセンターハブ 
代表(センターハブ長)
松波 成行(まつなみ しげゆき) 氏

10:00~12:00

AIを活用したマテリアルズインフォマティクス(MI)やケモインフォマティックス(CI)は、これまで主に計算データに依存してきましたが、実験の再現性を高め予測モデルの精度を向上させるには、質の高い実験データの体系的収集とそれを省人的に運用できるデータインフラ(DI)の構築が不可欠となっています。
本セミナーでは、物質・材料研究機構が実践しているデータ基盤の事例をもとに、データインフラの設計思想を解説します。計測装置からの効果的なデータ取得手法、データ構造化の戦略的方針、そして研究プロセス全体を支える統合的なデータインフラの構築まで、実務に即した実践的アプローチをご紹介します。

1.データ構造化の必要性 -Why データインフラが重要か-
 (1)デジタル時代の科学技術データ環境の変化
 (2)マテリアルDXにおけるデータ利活用の最新動向
 (3)データ収集の障壁を乗り越える
 (4)科学技術分野データ収集の「三重苦」とその突破口
 (5)イノベーション促進のためのデータ構造化・設計アプローチ
 (6)成功するデータ構造化の重要ポイント
2.データインフラがもたらす研究変革 -What を実現できるか-
 (1)次世代データ構造化システムの全体像
 (2)データインフラ構築のシステム設計思想
 (3)研究機器の効率的分類と統合手法
 (4)データ構造化による自動化の実践事例
 (5)先進的データセット活用シナリオ
 (6)データインフラ導入による具体的メリットと投資対効果
3.データインフラ構築の実践的アプローチ -How を実現するか-
 (1)成功するデータ構造化のための「5D」フレームワーク
 (2)研究データセットの最適基本設計
 (3)計測分野特化型データ空間の設計と展開戦略
 (4)データ取得工数の最適化と省力化技術
 (5)持続可能なデータ設計の原則と指針
 (6)データインフラ開発・展開の段階的アプローチ
4.質疑応答/名刺交換

松波 成行(まつなみ しげゆき) 氏
1998年 北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了(博士・地球環境科学)。三菱化学、ソニーを経て、2015年より物質・材料研究機構に調査分析室長として着任。その後、同統合型材料開発・情報基盤部門参事役を経て、2023年より現職。マテリアルDXの第一線で、データエンジニアリングとして科学技術分野におけるデータDX基盤のシステム設計を主導。特に、研究データの収集・蓄積・流通を最適化するデータアーキテクチャの設計と、Pythonを活用したインフォマティクス応用の実践的開発に従事。その科学技術データインフラ構築の功績により、令和7年度文部科学大臣表彰・科学技術賞(科学技術振興部門)を受賞。
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