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管理職が楽になるほど生産性が上がる!
〜離職が起きない職場づくり〜
7月10日(木)
自律進化組織研究所 組織開発コンサルタント
三好 章樹(みよし あきしげ) 氏
「看護師の離職で病棟閉鎖」という事例が増えています。世間でも、社員が退職して事業が継続できなくなる「離職倒産」が過去最多件数となりました。いまや、離職防止は組織の生命線です。
そこで、多くの経営者・幹部職員が、「組織づくりなら、管理職の再教育だ」と考えています。が、それが最も危険です。すでに「罰ゲーム」と言われている管理職に、さらに役割や責任を負わせて、組織が活性化することを想像できるでしょうか?むしろ、管理職も組織も共倒れになるのではないでしょうか?
昨今は、医療従事者の「仕事と報酬が釣り合わない」「有給休暇を申請したら理由を聞かれ、許可されなかった」「残業が許されないので昼休みも働いているが、時間外手当を申請させてもらえない」などの嘆きの声がSNSなどに溢れています。こうした不満が蓄積すれば、離職は続き、生産性も低下するばかりです。では、どうすれば職員がやりがいを感じ、長く働き続けたいと思える職場をつくることができるのでしょうか。
突破口は、「管理職が楽になって組織を活性化するマネジメント」です。本講では、いますぐできる具体策をお伝えします。
1.医療現場では要注意! 1on1ミーティングや目標管理は上司も部下も消耗しがち
2.「ハラスメントと言われたら」「辞められたら」と、悩み疲弊する管理職の本音とは
3.まず管理職を楽にしなければ、医業収益がアップするわけがない
4.どんな管理職でもできる!部下の離職がピタリと止まった方法
5.指示命令しなくても部下が動き出した、管理職が楽になる「教えない教え方」
6.Z世代の職員も生き生きと働きだす! 「お金では買えない瞬間」をつくる方程式
7.実証済み 離職が止まり、想像以上に改善がどんどん飛び出す組織になった方法
8.質疑応答
1965年、東京生まれ、明治大学法学部卒業。2005年に患者サービス研究所を開設、自律進化組織研究所に改称。
組織開発支援「指示命令をしなくても、現場がみずから気づき考え話し合い改善し続ける『自律進化組織』を7ヶ月で実現する組織開発プログラム」を展開。接遇研修「職員も楽しい!患者さんも嬉しい!心に響く瞬間の創り方」に定評。
組織体質改善支援、管理職研修、接遇研修、目標管理制度導入支援、人事評価制度導入支援などに従事。
健診センター事務課長、特別養護老人ホーム施設長などに従事。2017年より、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 認定医業経営コンサルタント(東京都支部所属)、東京都医療勤務環境改善支援センター 医療経営アドバイザー。著書 『超実践!自律進化組織をつくる-病院編』『病院・クリニックの現場改善マニュアル』『医療接遇スーパーバイザー実践読本』『医療現場を変える接遇力』など。現在、『最新医療経営Phase3』『月刊 保険診療』『医療タイムス』『近代中小企業KinChu』に連載中。