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第五次循環型社会形成推進基本計画〜循環経済を国家戦略に〜
11月 8日(金)
環境省 環境再生・資源循環局 総務課
循環型社会推進室 室長補佐
大井 泰人(おおい たいと) 氏
環境省では第四次循環型社会形成推進基本計画の見直しを行い、本年8月2日に第五次循環基本計画を策定しました。
本計画では循環経済への移行を国家戦略として位置付けており、循環経済への移行は、持続可能な形で、資源を効率的・循環的に有効利用することで廃棄物の発生を抑制し、資源や製品の付加価値を生み出すものであり、循環型社会の形成に向けたドライビングフォースともいえるものです。環境保全に加えて産業競争力強化・経済安全保障・地方創生・質の高い暮らしの実現という様々な課題解決に貢献しうることについてご説明させていただきます。
1.循環経済をめぐる国内外の動向
2.循環基本計画とは
3.第五次循環基本計画〜循環経済を国家戦略に〜の概要
4.第五次循環基本計画の5つの重点分野
(1)循環型社会形成に向けた循環経済への移行による持続可能な地域と社会づくり
(2)資源循環のための事業者間連携によるライフサイクル全体での徹底的な資源循環
(3)多種多様な地域の循環システムの構築と地方創生の実現
(4)資源循環・廃棄物管理基盤の強靱化と着実な適正処理・環境再生の実行
(5)適正な国際資源循環体制の構築と循環産業の海外展開の推進
5.質疑応答/名刺交換
2008年 環境省が所管する独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)に入構。2年間の環境省出向、1年間の育休等を経た後、ERCAで人事採用、企画経営、原課管理職等を経験し、2023年4月から再び環境省に出向中。現在は、循環型社会の形成に向けた第5次循環型社会形成推進基本計画の策定、循環経済への移行等を担当。