SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【毎年度好評の最新版セミナーで基礎知識を効率的・体系的マスター】

全3回 著作権習得講座2024

〜「基本スキル編」「契約編①、②」〜

No.
S24493
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年11月15日(金) 13:00~17:00
詳しく見る
No.
S24493
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年11月29日(金) 13:00~17:00
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No.
S24493
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年12月13日(金) 13:00~17:00
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受講料
1名につき 36,300円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 29,700円(税込)
【特別割引:任意の2回一括申込の場合】 1名につき59,400円(税込)
【特別割引:全3回一括申込の場合】 1名につき89,100円(税込)
備 考
■「基本スキル編」「契約編①、②」の各講座は、それぞれ独立した講座となりますので単独でのご受講も可能です。

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は配信日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、【同一開催日】のアーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

申込フォーム
パンフレット よくあるご質問

11月15日(金)

Ⅰ.【基本スキル編】
〜映像・放送・音楽・ゲーム・キャラクター・出版等、コンテンツビジネスを攻略〜

Field-R法律事務所 パートナー 弁護士
金澤 淳(かなざわ じゅん) 氏

13:00~17:00

映像・音楽・ゲーム・キャラクター等のコンテンツは、インターネットを通じて電子書籍、音楽配信、動画配信などの様々な形で人々に提供されており、近年では、生成AIを利用したコンテンツの制作やその利活用も話題になっています。
コンテンツビジネスを展開するためには、「著作権」に関する最低限の基礎知識をもっていることが不可欠です。著作権知識に欠けていたことが原因で、多額の損害賠償請求を受けるリスクにさらされることがある一方、著作権知識を有効活用したビジネスモデルを構築することで大きな収益を上げることもあり得ます。
しかしながら、コンテンツビジネスに携わる方々が、「著作権」を体系的に習得する機会はほとんどありません。一人で「著作権法」の教科書を読んだとしても内容が難解であるばかりか、コンテンツビジネスとは直接に関係のない部分も多く、さらに著作権法は法改正も頻繁に行われるため、なかなか効率的にこれを習得する機会がないのが現状だと思います。
そこで、本セミナーでは、日頃からコンテンツビジネスに関する著作権実務に従事している弁護士が、実務に即した場面をベースにしながら、コンテンツビジネスのために必要となる著作権知識に重点を置いて、基礎的なところからわかりやすく解説致します。「著作権法は初めて」という方から、「知識の整理・確認・アップデートのため」という方まで、幅広い方々の受講をお待ちしております。
なお、本セミナーの関連講座として、著作権の契約書作成に関し、同じくField-R法律事務所の金澤弁護士による「コンテンツ『利用』・『制作』に関する契約書のチェックポイントと法律実務」が開催されますので、併せての受講をお勧めいたします。

1.コンテンツビジネスに必要な著作権知識
 (1)著作権知識と権利侵害リスク 〜権利に関する無知が招く法的リスクとは?
 (2)現代における著作権ビジネス 〜「知っているべき」「知らないと損をする」著作権知識
 (3)コンテンツビジネスに必要な著作権知識 〜どの程度のことを知っているべきか

2.著作権の基礎知識
 (1)そもそも著作権って何?
 (2)どのようなコンテンツに著作権が発生するのか? 〜AI生成物、X(旧Twitter)のつぶやき、料理のレシピは? etc.
 (3)著作者人格権、実演家人格権とはどのような権利か 〜イラストや映像やアプリに変更を加えたいとき etc.
 (4)著作権にはこんな権利がある 〜ネット配信に関係する権利は?原作者がいるときは?
 (5)権利が消滅する場合とは? 〜古い映画は著作権が消滅している?
 (6)許諾なく利用できる場合とは? 〜引用や写り込みは侵害か?パロディの場合は?AI開発に利用できるか?
 (7)著作隣接権とはどのような権利か 〜実演家や、レコード製作者、放送・有線事業者の権利とは?

3.映像コンテンツの権利構造
 (1)映像コンテンツビジネスの関係権利者 〜映像コンテンツの権利構造の特徴
 (2)映像コンテンツの権利構造
    ・映画の著作権者としての「映画製作者」とは?
    ・原作、脚本、音楽の権利は?/監督、俳優、声優はどのような権利を持っているのか?

4.音楽コンテンツの権利構造
 (1)音楽コンテンツビジネスの関係権利者 〜音楽コンテンツの権利構造の特徴
 (2)音楽コンテンツの権利構造 〜音楽における3つの権利(著作権/実演家の権利/レコード製作者の権利)とは?

5.著作権知識の活用とコンテンツビジネス

6.質疑応答/名刺交換

11月29日(金)

Ⅱ.【契約編①】
〜コンテンツ『利用』に関する契約書のチェックポイントと法律実務〜

Field-R法律事務所 パートナー 弁護士
金澤 淳(かなざわ じゅん) 氏

13:00~17:00

「相手方から契約書が提示されたが、どこをチェックしていいか分からないのでそのまま受け入れた」、「とりあえず手元にある既存の契約書をそのまま使いまわした」・・・。映像・放送・音楽・ゲーム・キャラクター・出版などのコンテンツビジネスや、アプリビジネスを展開するためには、「著作権」に関する契約書の作成・チェックは不可欠ですが、漫然と先方提示の契約書や既存の契約書をそのまま利用することも多いようです。しかし、それでは場合によってはトンデモないリスクを抱えたままビジネスを行うことを意味します。そうした背景には、コンテンツビジネスの契約書の作成・チェックには、著作権に関する一定の知識が必要となるため、どこに注意したらよいのか分からないという点に加えて、これらの契約書は「売買契約書」のように広く一般に流布しているものではないため、手元の契約書を安易に流用する傾向があることもその原因と思われます。
しかしながら、そもそも契約書は、契約当事者が自らの利益を最大化させ、リスクを最小化させるために、相手方とビジネス上の利害を衝突させてせめぎ合う場であって、どちらの立場に立つかによって契約書は全く違ったものにみえるものです。
契約編①では、日頃からコンテンツビジネスに関する契約実務に従事している弁護士が、著作権契約書をめぐる基礎知識について解説するとともに、既存のコンテンツを「利用」する場面の契約書として、「権利譲渡契約」「ライセンス契約」「商品化ライセンス契約」「原作利用契約」をとりあげて、どのような観点から契約書を修正・チェックするのかについて、チェックリストを活用しつつ具体的に解説いたします。

1.コンテンツビジネスと「著作権」契約書実務
 (1)「権利処理」を検討すべき著作権法上の権利/「著作権契約書」作成のための思考順序
 (2)どうして「契約書」をつくるのか?/民法・商法・著作権法との関係 
 (3)リスクの最小化、利益の最大化

2.権利譲渡契約のチェックポイント
 (1)権利譲渡契約をイメージする 〜買取型と管理型
 (2)権利譲渡契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/譲受人・譲渡人サイドからの具体的留意点

3.ライセンス契約のチェックポイント
 (1)ライセンス型契約をイメージする 〜映像・音楽・イラスト・アプリなどを複製して販売したり、配信したりする etc.
 (2)ライセンス型契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/ライセンサー・ライセンシーサイドからの具体的留意点
 (4)出版権設定契約とは?/電子出版の場合

4.商品化ライセンス契約のチェックポイント
 (1)商品化ライセンス契約をイメージする 〜キャラクターをプリントしたTシャツを製作・販売する etc.
 (2)商品化ライセンス契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/ライセンサー・ライセンシーサイドからの具体的留意点

5.原作利用契約のチェックポイント
 (1)原作利用契約をイメージする 〜小説を映画化する、マンガをゲーム化する、ゲームをアニメ化する etc.
 (2)原作利用契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/原作者・ライセンシーサイドからの具体的留意点

6.質疑応答/名刺交換

12月13日(金)

Ⅲ.【契約編②】
〜コンテンツ『制作』に関する契約書のチェックポイントと法律実務〜

Field-R法律事務所 パートナー 弁護士
金澤 淳(かなざわ じゅん) 氏

13:00~17:00

契約編②では、契約編①と同様、基礎知識について解説するとともに、コンテンツを新たに「制作・開発」する場面の契約書として、「制作委託契約」「開発委託契約」「出演契約」「製作委員会契約」をとりあげて、どのような観点から契約書を修正・チェックするのかについて、チェックリストを活用しつつ具体的に解説いたします。

1.コンテンツビジネスと「著作権」契約書実務
 (1)「権利処理」を検討すべき著作権法上の権利/「著作権契約書」作成のための思考順序
 (2)どうして「契約書」をつくるのか?/民法・商法・著作権法との関係
 (3)リスクの最小化、利益の最大化

2.制作委託契約のチェックポイント
 (1)制作委託契約をイメージする 〜映像作品、キャラクター等の制作を、制作プロダクション等に委託する etc.
 (2)制作委託契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/委託者サイド・受託者サイドからの具体的留意点

3.開発委託契約のチェックポイント
 (1)開発委託契約をイメージする 〜ゲーム、アプリ、ソフトウェア等の開発を委託する etc.
 (2)開発委託契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/委託者サイド・受託者サイドからの具体的留意点

4.出演契約のチェックポイント
 (1)出演託契約をイメージする 〜映像作品、放送番組、CM、コンサートへの出演を委託する etc.
 (2)出演契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/出演委託サイド・出演者サイドからの具体的留意点

5.製作委員会契約のチェックポイント
 (1)製作委員会契約をイメージする 〜劇場用映画やアニメの製作・利用のために製作委員会をつくる etc.
 (2)製作委員会契約の骨組みとチェックポイント
 (3)トラブルと対応策/幹事会社、窓口権者等の留意点

6.質疑応答/名刺交換

金澤 淳(かなざわ じゅん) 氏
早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。2002年弁護士登録、Field-R法律事務所入所。パートナー弁護士。
<取扱分野>
映像・音楽・ゲーム・キャラクター・放送・出版等のコンテンツビジネス・エンタテインメントビジネスに関する法律事務・契約実務を主に取り扱う。
<講演等>
「キャラクタービジネスの法的留意点と契約書実務」「似ているコンテンツ侵害判断の基礎と実務」「最強プロデューサーのための『実践的』著作権実務」(SSKセミナー)、「キャラクターの権利とライセンス契約基礎知識」(第4回キャラクター&ブランドライセンス展)、「キャラクターライセンス契約の基礎」(東京国際アニメフェア2013)、「よくわかる!ビジネスと日常生活における著作権基礎知識」(CRIC主催)など多数。
<著作等>
「業界別ライセンス契約[エンタテインメント]〜代表的な契約条項例とチェックポイント」(Business Law Journal)など。
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