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【NTTコミュニケーションズにおける競争から共創への実践】
〜オープンイノベーションで広がる知財の可能性〜
8月23日(金) 終了済
NTTコミュニケーションズ(株)
イノベーションセンター 技術戦略部門3G
担当部長 (弁理士)
松岡 和(まつおか やすし) 氏
近年、複雑化する社会課題や顧客課題を解決するために、各社は自前主義から脱却し、他者との共創やオープンイノベーションを重視している。このような事業構造の転換に伴い、知財戦略も独占排他権に基づく競争の知財戦略から、仲間づくりや新規事業創出等を目的とする共創の知財戦略へと移行しつつある。
しかしながら、知財部門がどのように共創事業に貢献すべきかの方法は明確となっていない。本セミナーでは、大規模な共創コミュニティを運営するNTTコミュニケーションズにおける共創の知財戦略の具体的な実践事例を紹介したい。
1.競争の知財戦略と共創の知財戦略
2.共創コミュニティの活用
3.共創事業の戦略策定における知財の貢献 (IPランドスケープの活用)
4.大手企業との共創における知財の貢献
5.スタートアップや中小企業との共創における知財の貢献
6.知財を活用した新規事業の創出
7.共創の成果物の帰属
8.共創パートナーの探索と自社競争力のアピール
9.質疑応答
大手通信キャリア、外資系グローバルメーカー等の知的財産部を経て、2018年4月から現職。主に、新規事業に関する知財戦略の立案・実行・推進業務や知財を活用した共創支援に従事。社外では、日本の大手企業200社以上が参画する知財ガバナンス研究会において、「知財情報活用分科会」の代表を務める。そのほか、IPランドスケープや知財ガバナンスに関する講座講師・講演・執筆を多数担当。