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【米国で白熱する人間レベルの知能「AGI」の開発競争】
-OpenAIは半導体産業を創成しAGIを生み出す
-MicrosoftはAGI開発で1000億ドルのデータセンタを建設
-Googleは6年以内にAGIを開発し科学研究を加速
4月17日(水) 終了済
米国 VentureClef社 代表/アナリスト
宮本 和明(みやもと かずあき) 氏
米国で人間レベルの知能「Artificial General Intelligence(AGI)」の開発が進行している。
OpenAIのSam Altmanは半導体産業を造りかえるため5兆ドルから7兆ドルの資金を募っている。日本のGDPは4兆ドル弱で、これを上回る規模となる。AGI開発には巨大なデータセンタが必要で、ITインフラを再構築する。OpenAIはAGI開発に向け、AIビデオ「Sora」を投入し、AIエージェント「GPT」をリリースした。
GoogleはAI開発総責任者Demis HassabisがAGI開発の指揮をとる。6年以内にAGIを投入する計画で、これに向けた開発が進行している。GoogleはAGIを科学技術の研究に応用するビジョンを描き、AGIががん治療薬や室温超電導物質などを生み出す。Googleは次世代モデル「Gemini」を投入し、OpenAIを激しく追い上げている。
<1>OpenAIの「AGI」戦略ほか
1.Sam AltmanのAGIビジョン
2.AGIへのロードマップ
3.AGIのヒント「Q*」とは
4.驚愕のAIビデオ「Sora」
5.「AIエージェント」ChatGPTアプリ
<2>Googleの「AGI」戦略ほか
6.Demis HassabisのAGIビジョン
7.AGIの定義とAGIの実例
8.Gemini Ultra:業界トップの座を奪う
9.Gemini 1.5:次世代アーキテクチャ
10.Gemini Nano:スマホが劇的に進化
<3>MicrosoftのAGI開発最新動向
11.AGI開発プロジェクト「Stargate」:AIスパコンと巨大データセンタ建設
12.質疑応答
広島県出身。大阪大学基礎工学部卒業。1980年 富士通に入社。1985年 富士通関連会社Amdahl Corp.(カリフォルニア州サニーベール)に出向し、アメリカでスーパーコンピュータ事業の立ち上げに従事。
2003年3月 富士通を退社し、リサーチ会社VentureClef (カリフォルニア州マウンテンビュー) を設立。アナリストとしてコンピュータ技術の最新動向を追う。シリコンバレーのベンチャー企業にフォーカスし、時代を変える技術の発掘と解析を行う。25年に及ぶアメリカでのキャリアを背景に技術トレンドをレポート。
【著書等】『量子技術の実用化と研究開発業務への導入方法(共著)』(技術情報協会)2023。『機械学習・人工知能 業務活用の手引き(共著)』(情報機構)2017。『人工知能アプリケーション総覧(共著)』(日経BP社)2015。最新技術をブログ「Emerging Technology Review」で発信。
日経新聞に寄稿「宮本和明のシリコンバレー最先端技術報告」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130326/466162/
日経新聞に寄稿「未来の技術の実験場-シリコンバレー最先端を追う」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140603/561130/