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【微小エネルギー活用によるサステナブルなビジネス環境の構築】
〜国内外の最新動向と2030年に向けた持続可能な技術の未来像〜
12月22日(金) 終了済
(株)NTTデータ経営研究所
社会・環境戦略コンサルティングユニット
シニアマネージャー/
エネルギーハーベスティングコンソーシアム事務局長
竹内 敬治(たけうち けいじ) 氏
エネルギーハーベスティング(環境発電)は、光、熱、振動、電波など環境中に様々な形態で存在する微小なエネルギーを電気エネルギーに変換する技術である。電池交換や電源配線の不要なIoT電源への活用が期待されている。
2010年頃、エネルギーハーベスティングの世界的なブームが起きたが、発電するだけでは使えないことが認識されてブームは沈静化した。その後、エネルギーハーベスティングは、関連技術の進歩とともに、徐々に実用化が進んでいる。
本講演では、国内外のエネルギーハーベスティングおよび関連技術の製品化・実用化の最新動向を紹介する。また、2030年に向けた将来展望と、バリューチェーンを構成する各企業のビジネスチャンスを紹介する。
1.エネルギーハーベスティング技術
(1)エネルギーハーベスティングとは
(2)様々な発電技術
2.エネルギーハーベスティングのビジネスモデル
(1)2010年頃の世界的ブームとその反省
(2)新世代のプレーヤーの胎動
3.今後の大きなSX/DXトレンドと2030年に向けた将来展望
(1)EUの循環経済アクションプラン・電池規則・一次電池の段階的廃止に向けた動向
(2)6G(第6世代移動通信システム)に向けたゼロ・エネルギー・デバイスの開発
4.エネルギーハーベスティングを巡るビジネスチャンス
材料メーカ、部品メーカ(発電・蓄電・電源・センサ・無線など)、組込みシステムベンダ、セットメーカ、商社、システムインテクレ
ータ、サービスプロバイダ
5.エネルギーハーベスティングコンソーシアムの今後
6.質疑応答/名刺交換
1988年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。(株)三菱総合研究所などを経て、2010年(株)NTTデータ経営研究所。同年エネルギーハーベスティングコンソーシアム設立、事務局長。現在に至る。JST A-STEP 戦略テーマ重点タイプ「IoT、ウェアラブルデバイスのための環境発電の実現化技術の創成」プログラムオフィサー、JST CREST・さきがけ複合領域「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」領域アドバイザー、文科省地域イノベーション・エコシステム形成プログラム「楽して安全、振動発電を用いた電池フリー無線センサの事業化とその応用展開」事業プロデューサ(金沢大学客員教授)、東京医科歯科大学非常勤講師、NEDO技術委員などを歴任。