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【最新技術が既存のクリエイティブを加速させる】
〜AIと協創するための実践ガイドライン〜
10月11日(水) 終了済
ParadeAll株式会社 代表取締役/
エンターテック・コンサルタント
鈴木 貴歩(すずき たかゆき) 氏
エンタテインメント産業におけるAIの活用に焦点をあて、未来の可能性と関連する課題について探求します。生成AIが登場したことで、音楽、映像、アニメなどの分野において新しい活用法、体験が生まれつつあります。しかし、AIの利用は様々な課題も引き起こしています。著作権、倫理、クリエイティブな表現への影響など、さまざまな観点から考える必要があります。
この講義では、現代、そして未来のエンタテインメント産業がAIとどのように協力しながら進化していくのか、そしてそれに伴う利点と課題を解説します。
1.生成AI以前のエンタメ×AIの世界
・SF ・AI的なエンタテインメント表現
2.音楽-生成AIを用いた作曲技術
・AIが生み出す新たな音楽ビジネス
・AIで自動生成される音楽の可能性と拡がり
3.画像/映像
・映像に非現実的な要素を加える能力
・映画のVFXや仮想キャラクター生成の向上
4.アニメ/キャラクターデザイン
・高品質キャラクターの迅速な自動生成 ・ビジネス拡大
5.インタラクティブなエンタテインメント
・ユーザー反応に対応したコンテンツ変化の提供
・エンタテインメント体験のパーソナライゼーション
・データプライバシーや個人情報保護の課題
6.クリエイティブAI
・映画の脚本自動生成や音楽リミックスの自動化
・クリエイティブプロセスの効率化と芸術的表現への影響
7.倫理と規制
・日本の法制度 ・生成AI利用に倫理ガイドラインの重要性
・エンタテインメントと生成AIの持続可能な未来のための方針策定
8.質疑応答/名刺交換
ゲーム会社、放送局でコンテンツ企画、事業開発を担当した後に、2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。デジタル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、全社のデジタル戦略の推進、国内外のプラットフォーム企業との事業開発をリードした後独立。
2016年にエンターテック(エンタテインメント×テクノロジー)に特化したコンサルティング会社、ParadeAllを起業。日米欧の企業へのAI、Web3.0を含むテクノロジー活用、事業戦略、事業開発、海外展開のコンサルティングを提供。
JASRAC理事、日本音楽制作者連盟アドバイザー、SXSW Pitchアドバイザリボードメンバーなどを努め、グローバルのエンタテインメント×テクノロジー領域で活動している。