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知的財産推進計画2023〜多様なプレイヤーが世の中の知的財産の利用価値を最大限に引き出す社会に向けて〜
9月 5日(火) 終了済
内閣府知的財産戦略推進事務局参事官
白鳥 綱重(しろとり つなしげ) 氏
2023年6月9日、内閣総理大臣を本部長とし、全閣僚及び民間有識者で構成される知的財産戦略本部会合にて、「知的財産推進計画2023」が決定された。同計画に記載の重点施策のうち、本講演では、生成AIと知財及びデジタル時代のコンテンツ戦略の内容に焦点を当てて解説する。
AIの作成・利活用促進のための知財制度の在り方については、2016年〜2017年に新たな情報財検討委員会で検討され、学習用データの提供等について著作権法に柔軟な権利制限規定を設けるなどの対応を行った。近年、画像や文章などを生み出す生成AI技術が急速に進歩・普及しており、生成AIの活用促進のためにも、懸念やリスクへの適切な対応が重要となっている。
また、デジタル化の進展に伴い、コンテンツ市場は世界経済全体の成長を上回るスピードで成長していくと予測され、国民経済上の重要性がますます高まっている。コンテンツ分野をデジタル社会経済における最重要の戦略分野の1つと捉え、デジタル時代に対応したコンテンツ産業の構造転換と競争力強化を推進するとともに、クリエイターへの対価還元の拡大などが求められている。
1.急速に発展する生成AI時代における知財の在り方
2.デジタル時代のコンテンツ戦略について
3.質疑応答/名刺交換
1996年早稲田大学法学部卒業
1998年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。文部省(現文部科学省)入省
2002年ワシントン大学ロースクール修士課程(IP LL.M.)修了
2005年文化庁著作権課課長補佐
2017年文化庁著作権課著作物流通推進室長
2019年横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授
2022年文化庁著作権課国際著作権室長
2022年観光庁参事官(国際関係・観光人材政策担当)
2023年〜現職