SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
〜COP28/ウクライナ侵攻/水素やE Fuel/リスクマネジメント〜

気候変動対応が主流化するなか
企業は脱炭素シナリオをどう描くか

No.
S23453
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2023年10月31日(火) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,330円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

10月31日(火) 終了済

気候変動対応が主流化するなか
企業は脱炭素シナリオをどう描くか

(株)三井物産戦略研究所 国際情報部
シニア研究フェロー
本郷 尚(ほんごう たかし) 氏

13:00~15:00

企業が気候変動対策に取り組むのは当たり前になった。しかしネットゼロは簡単な目標ではない。こうした中、ロシアのウクライナ侵攻で拡大したエネルギー危機、さらには食料危機と外部環境は変化している。外部環境変化が起こるのは避けられず不確実性への備えも企業には必要となる。排出量取引や燃料オプションなど具体的な対策の最近の動向も紹介する。

1.COP28に向けて
COP28の議長国は石油ガス産出国のアラブ首長国連邦。2025年のパリ協定の目標見直しに向けて政策などの棚卸が行われる。G7など既にCOP28に向けて動き出している。何がポイントかを探る。

2.東西分断時代の脱炭素シナリオ
ロシアのウクライナ侵攻はサプライチェーンリスクの重要性に気づかせた。気候変動対策にも大きな影響を与えている。カギとなるのはグローバルイースト。

3.排出量取引の進展と展望
日本でもGXリーグが始まった。排出量取引が大きな役割を果たす仕組みである。どのようなクレジットが使われるかを考える。また世界各地で新しい市場が動き出そうとしており、ボランタリー市場を含め多様な排出量が意味することを考える。

4.Hard to Abate部門と燃料オプション
脱炭素化ではエネルギー需要を再エネ発電などを前提とした電力に切り替えることが重要とされている。21世紀は電力の時代ともいわれる。しかし電力化が難しい部門もある。水素やE Fuelなどの燃料オプションも欠かせない。

5.企業のリスクマネジメント戦略
ネットゼロに向けて努力するのは当たり前。シナリオ分析に基づき長期戦略を考えることが必要。しかし不確実性への対応も必要。企業は規制に加えて金融市場からの要求にもこたえる必要がある。形式的な取り組みから経営戦略への脱皮が必要。

6.質疑応答/名刺交換

※今後の国際的な気候変動対策の動向などによって内容が一部変更される場合があります

本郷 尚(ほんごう たかし) 氏
2011年から三井物産戦略研究所。1981年日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。特命審議役環境ビジネス支援室担当などを歴任。旧経済企画庁、旧日本興業銀行に出向。
国際排出量取引協会理事、ICAO CORSIAタスクフォース、ISO TC207(Carb on Neutrality)、ISO TC265(CCS)、などに参加。文部科学省・環境エネルギー科学技術委員会、環境省・CO2削減事業検証評価委員会、NEDO 技術委員、各種委員会・研究会などに多数参加。最近では、GXリーグを前提としたカーボンクレジットレポートや民間JCMの報告、森林クレジット小委員会、CCSロードマップ検討会などに参加。日経産業新聞Earth新潮流にコラム連載(2010年〜)獨協大学経済学部非常勤講師。