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【2023年以降の市場予測と注目すべきトピックス】
〜生活者のコンテンツ視聴スタイルの変化と
競争激化する各プレイヤーの動向〜
4月28日(金) 終了済
株式会社野村総合研究所
ICTメディアコンサルティング部
エキスパート(プリンシパル)
山口 毅(やまぐち たけし) 氏
コロナは消費者の行動変容に影響を与え、メディア接触習慣も大きく変化した。ウイズコロナ時代に突入しても、その影響は残り、生活者はプラットフォームを選択し、自分のスタイルで、視聴したいコンテンツを自由に視聴するようになった。ただし、テレビ(受像機)の重要性は変わらず、テレビ上では様々なプレイヤーが競争を繰り広げるようにもなった。
本講演では市場動向、生活者動向、米国等動向を踏まえ市場の見通しを考察する。
1.放送・動画配信サービス市場やステークホルダーの動向
2.生活者のメディア接触変化
3.サービス・技術、インフラ、デバイスなどの変化
4.ウイズコロナ時代の放送・動画配信サービスの見通し
5.質疑応答
東京医科歯科大学 特命教授
辻 泰明(つじ やすあき) 氏
新型コロナウィルスによるパンデミック後の放送・動画配信は新たな局面に突入しつつある。テレビからインターネット動画への転換が加速する一方で、動画配信事業にも状況の変化が訪れている。
これからの放送と動画配信には、どのような展開戦略が求められるのか。映像コミュニケーション革命の最新状勢を具体例に即して分析し、今後の動向を展望する。
1.2023年の現況=放送と動画配信の最新動向
2.NetflixとDisneyの変調
3.YouTuberの現状
4.新たな局面における展開戦略のあり方
5.今後の展望=映像コミュニケーションの未来
6.質疑応答
放送・メディア業界、通信業界における事業戦略・サービス戦略立案、マーケティング戦略立案などの調査・コンサルティング業務に従事。近年は放送・コンテンツ分野を中心に活動している。CMA。主な共著書に、『ITナビゲーター(2005〜2023)』、『2015年のIDビジネス』、『提言!地域産業再構築』等。
東京大学文学部卒。日本放送協会入局後、ドラマ部、スペシャル番組部、教養番組部などでディレクター、プロデューサーとして番組制作に従事。主な担当番組は、『NHKスペシャル映像の世紀』、『その時歴史が動いた』、『ドキュメンタリードラマ 宮沢賢治・銀河の旅びと』など。編成局に異動後、放送・通信連携サービス、モバイルコンテンツ開発、オンデマンド配信業務などを担当。2015年より2023年まで筑波大学教授。著書に、『映像メディア論』、『昭和期放送メディア論』、『インターネット動画メディア論』、『映像アーカイブ論』、『平成期放送メディア論』ほかがある。