SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

中国OEM、サプライヤー各社の
次世代デジタルコックピット開発最新動向

〜脅威となる中国のEV・スマート化の急速な発展〜

No.
S23144
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2023年 4月 7日(金) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

4月 7日(金) 終了済

中国OEM、サプライヤー各社の
次世代デジタルコックピット開発最新動向

株式会社フォーイン 中国部部長 取締役
周 錦程(しゅう きんてい) 氏

13:00~15:00

中国では自動車の電動化と並行してスマート化・自動化も急速に進展しました。自動車市場が成熟するにつれて消費者のニーズが多様化し、快適性や利便性に対する消費者の目が肥えてきたため、続々と新しい機能がデジタルコックピットに集約されています。電動化の進展に伴いベンチャー企業が多く登場し、イノベーションが生まれ易い環境と、新技術を受け入れる中国の消費者層が相まって、デジタルコックピット市場は勢いを増して拡大を続けています。また、デジタルコックピットに関する世界の特許出願件数は中国が最多で、中国企業のデジタルコックピット関連動向は世界的に見ても注目されています。
近年のEV市場急拡大はデジタルコックピットの進化によって便利な機能が増えたことも影響しています。2022年末をもって現行のNEV購入補助金は終了するため、消費者のEV購入意欲の低下につながりかねないことから、今後EVの販売を左右するカギとしてのデジタルコックピットの重要性が一層増すことが予想されます。中国OEM各社は2022年8月開催のインドネシアモーターショーや同年10月開催のパリモーターショーでEVを多数出展するなど、EVを突破口として海外市場に積極的に進出しています。その効果でデジタルコックピット関連の技術・サプライヤーが本格的に海外展開する可能性も高まっています。日系OEMにとって、EV・スマート化分野における中国の発展は脅威となる一方、変革から示唆が得られる機会とも言えるでしょう。日中企業連携のチャンスも広がっています。
本講演ではADAS・自動運転を除いたデジタルコックピットのスマート化機能に焦点を合わせ、部品別に技術的トレンドを分析し、解説します。OEMメーカーに関するレポートでは中国系をメインに提携関係や実車搭載状況を詳報いたします。

1.潜在ニーズの巨大化で進む次世代デジタルコックピット開発の現状
2.部品別デジタルコックピット産業の技術的観点からの分析
3.中国OEMのデジタルコックピット搭載動向と提携関係
4.自動車部品メーカーの事業戦略と動向
5.質疑応答/名刺交換

周 錦程(しゅう きんてい) 氏
2005年 名古屋大学修士卒 2005年株式会社フォーイン入社、2011年「FOURIN中国自動車調査月報」編集長。2018年 中国調査部部長、2020年取締役。「世界自動車産業の2035年電動化競争」、「中国における48Vシステムの進展状況」、「宏光MINI EVの低コストインパクト」、「中国電池交換・BaaS市場展望」、「BYD(比亜迪)ベンチマーク」等の編集を担当。