SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
適切な栄養管理で治療から予防へ「食べて直す」

地域で支えるチーム医療とNSTの実践

No.
S22442
会 場
会場受講はございません

開催日
2022年 8月20日(土) 13:00~16:20 終了済
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受講料
1名につき 33,200円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

8月20日(土) 終了済

Ⅰ.NST活動と地域包括ケア
  -チームで行う栄養サポートが、高齢者の医療・介護を支える-

医療法人財団緑秀会 田無病院 院長
丸山 道生(まるやま みちお) 氏

13:00~14:00

米国で1970年代に病院内の栄養サポートのチーム医療としてNSTが誕生した。それに遅れること四半世紀、本邦でもNST活動始まり、現在はチーム医療の代表的な活動にまで発展した。本邦NSTの特徴は、経口・経腸栄養を中心に、「食べて直す」NSTという点である。病院内チーム医療として発展してきたNSTであるが、本邦の高齢化社会に対応するため、在宅や地域での活動も行われるようになっている。①病院では急性期から回復期・慢性期へ、②医療から介護へ、③治療から予防へ、とその活動を広げている。高齢化社会への対応策である地域包括ケアシステムを下支えするのは、リハビリを含めた地域一体型NST、在宅NSTの活動と言える。

1.本邦のNST活動の発展
2.本邦のNSTの特徴
3.NST活動の実際
4.地域包括ケアシステムの概要
5.老いても足で歩くまち、老いても口から食べるまち
6.地域や在宅でのNST活動の実際(地域一体型NST、在宅NST)
7.質疑応答

Ⅱ.看護師の視点から栄養管理の基礎

聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
救急救命センター 師長/NST専門療法士
森 みさ子(もり みさこ) 氏

14:10~15:10

食事摂取量減少、体重減少は生命を脅かす可能性のある栄養障害リスク因子です。その要因は様々ですが、医療職の無知による「不適切な栄養管理」「不適切な安静」を回避することが重要です。
本セミナーでは、高齢者特有の身体的変化、心理社会的変化を踏まえて、「適切な栄養管理」と「適切な活動」を支えるポイントをレクチャーします。これまでのご参加者の皆様にもわかりやすいと好評を頂いていますので、ぜひ、ご参加ください。

1.高齢者の陥りやすい低栄養について(身体的、心理的、社会的)
2.低栄養のスクリーニング・診断
3.必要量の簡単な計算方法
4.不足分を補うための工夫
5.質疑応答

Ⅲ.NST活動における食支援のヒント
  -質の高い栄養マネジメントを目指して-

医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 栄養部 主任
入江 翠(いりえ みどり) 氏

15:20~16:20

「栄養介入が必要な患者はどう拾い上げたら良いの?」「栄養マネジメントにおいて、どうやって他職種又は管理栄養士と連携すれば良いの?」「栄養マネジメントがなかなかうまくいかない。」等、日々の栄養マネジメントやNST活動で悩まれている方は多いかと思います。当院でのNST活動の実際や、食事摂取量が少ない高齢患者等に対する食事の工夫、栄養補助食品の活用等の食支援のヒントをご紹介します。みなさんの日常業務のヒントにしていただき、質の高い栄養マネジメントをめざしましょう。

1.栄養マネジメントの実際
2.当院でのNST活動の実際
3.NSTにおける各職種役割と連携
4.食支援のヒント
5.質疑応答

丸山 道生(まるやま みちお) 氏
1980年 東京医科歯科大学医学部卒業。同年、東京医科歯科大学第一外科入局。
1983年 東京都立駒込病院病理科・外科医員。
1990年 カリフォルニア大学サンディエゴ校外科研究員。
1992年 東京医科歯科大学第一外科助手。
1993年 東京都立大久保病院外科医長。
2004年 東京都職員共済組合青山病院外科部長。
2005年 東京都保健医療公社大久保病院外科部長。
2014年より現職、田無病院院長。元 東京医科歯科大学外科臨床教授。現 東邦大学医学部外科客員教授。
【所属学会】
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床栄養代謝学会、日本外科代謝栄養学会、日本在宅医療連合学会、
日本癌治療学会など。
【専門医等】
日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本臨床栄養代謝学会指導医。
森 みさ子(もり みさこ) 氏
1990年 神奈川県立衛生短期大学卒業。
1990年 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター配属。
1998年 神奈川県立看護教育大学校看護教員養成課程修了。
2016年 慈恵会医科大学医学研究科看護学専攻修士課程修了。
2021年 看護部教育担当師長、多摩大学大学院経営情報学研究科 入学。
【資格】
1998年 看護教員免許 取得。
2003年 NST専門療法士 認定。
2018年 急性・重症患者看護専門看護師 認定。
【活動】
急性期領域を中心とした心肺蘇生普及活動及び、看護師を対象とした超初学者向けの栄養看護の勉強会を開催。
2011年 神奈川栄養サポートナースの会を設立し活動範囲を拡大中。
入江 翠(いりえ みどり) 氏
2007年 藤女子大学人間生活学部食物栄養学科卒業。
同年、医療法人渓仁会手稲渓仁会病院栄養部入職、外来栄養指導や救急・一般病棟等さまざまな診療科の栄養管理に従事。また、NST専従、PCT専任としてチーム医療に携わる。
【資格】
2015年 日本臨床栄養代謝学会認定 NST専門療法士。
2016年 日本救急医学会ICLSインストラクター。
2017年 日本病態栄養学会・日本栄養士会認定 がん病態栄養専門管理栄養士、
      日本病態栄養学会認定 病態栄養認定管理栄養士。
2018年 日本病態栄養学会認定 がん病態栄養専門管理栄養士指導師。
2021年 日本臨床栄養代謝学会認定 臨床栄養代謝専門士 周術期・救急集中治療専門療法士。
2021年 日本栄養経営実践協会認定 栄養経営士。