SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

令和8年度診療報酬改定と
回復期リハビリテーション医療の運営改革

No.
S26070
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2026年 2月19日(木) 14:00~17:00
詳しく見る
受講料
1名につき 33,550円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき、追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

申込フォーム
パンフレット よくあるご質問

2月19日(木)

Ⅰ.令和8年度診療報酬改定を受けて、
  これからのリハビリテーション医療の方向性

医療法人社団保健会 東京湾岸リハビリテーション病院 院長
一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会
副会長
一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会 理事
一般社団法人全国デイ・ケア協会 会長
近藤 国嗣(こんどう くにつぐ) 氏

14:00~15:25

リハビリテーション医療は、2000年の回復期リハビリテーション病棟創設および介護保険制度の導入により大きく発展してきた。一方で、急性期や在宅生活を見据えたリハビリテーション医療提供体制については、必ずしも十分とはいえない状況が続いていた。今回の改定では、急性期におけるリハビリテーション医療体制の強化に加え、回復期リハビリテーション病棟における重症患者の評価や実績指数の在り方について見直しが行われた。また、在宅支援についても評価が強化され、地域包括ケアの推進に向けた体制整備がより明確に求められる方向性となった。
2040年に向けて、リハビリテーション医療全体の変革は継続的に求められている。各地域においては、本改定の意義を踏まえ、自院が担うべきリハビリテーション医療の役割を改めて整理する必要がある。

1.社会保険制度におけるリハビリテーション医療の現状
2.リハビリテーション医療における課題
3.リハビリテーション医療領域の診療報酬改定の概要
4.今後の急性期・回復期・生活期リハビリテーション医療の方向性
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.新しい地域医療構想における
  回復期リハビリテーション病棟の役割

初台リハビリテーション病院 院長
回復期リハビリテーション病棟協会 会長
日本災害リハビリテーション支援協会 理事
菅原 英和(すがわら ひでかず) 氏

15:35~17:00

2000年の回復期リハビリテーション病棟の創設と介護保険制度の開始は、日本のリハビリテーション医療に大きな転機をもたらした。それまで地域と温泉地などで分断されていた提供体制は、「地域包括ケア」と「地域医療構想」を柱として地域完結型に再編され、回復期リハ病棟は単なる訓練の場から、急性期と生活期をつなぐ地域連携の中心的役割を担うようになった。その後の制度改訂はこの役割を一層高度化させ、発症後期間や提供量中心の要件から、重症患者受け入れ割合や実績指数の導入により「早期受け入れ・早期改善・早期退院」が強く求められるようになった。
さらに、地域包括ケア病棟の新設や回復期リハ病棟の重症者受け入れ要件引き上げ、地域包括医療病棟の創設など、急性期の在院日数短縮を目的とした施策により、従来対象外であった最重症患者の一部も回復期に流入する構造が形成された。医療・介護ニーズの複合化と病床機能の再編が急速に進む現在、回復期リハビリテーション病棟には医療依存度の高い患者にも対応できる医療管理体制と高度専門性に基づく治療、地域との連携強化が一層求められている。

1.高医療依存度患者の受入れと管理
2.機能回復の最大化に向けた集中的リハビリテーション戦略
3.多職種連携によるケアで「できるADL」を「しているADL」へ転化
4.生活期を見据えた退院支援と社会参加へのアプローチ
5.質疑応答/名刺交換

近藤 国嗣(こんどう くにつぐ) 氏
1988年 東海大学医学部卒。慶應義塾大学医学部リハビリテーション科入局(初期研修)。
東京都リハビリテーション病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、埼玉県総合リハビリテーションセンター、慶應義塾大学病院、東京専売病院、川崎市立川崎病院を経て、2007年より東京湾岸リハビリテーション病院 院長。1999年 博士(医学)学位取得(慶應義塾大学)。2001年〜慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室非常勤講師。2022年〜慶應義塾大学医学部客員教授(リハビリテーション医学教室)。
【主な役職】
・(一社)全国デイ・ケア協会 会長
・(一社)日本リハビリテーション病院・施設協会 副会長
・(一社)回復期リハビリテーション病棟協会 理事
・(一社)日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT) 副代表
・(公社)全国老人保健施設協会 常務理事
他、多数
菅原 英和(すがわら ひでかず) 氏
1992年 東京慈恵会医科大学 卒業/1994年 東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座入局/1994年 東京都リハビリテーション病院/1996年 ニュージャージー医科歯科大学 留学/1998年 東京慈恵会医科大学付属病院リハビリテーション科/2000年 中伊豆リハビリテーションセンター/2004年 東京都立大塚病院リハビリテーション科/2010年 初台リハビリテーション病院/2016年 初台リハビリテーション病院 院長
【主な役職】
・日本リハビリテーション医学会専門医・指導医
・回復期リハビリテーション病棟協会 会長
・日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT) 理事
申込フォーム