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医療・ヘルスケアDXの最先端〜AI・データ活用の新潮流とヘルスケアの未来〜
10月18日(月) 終了済
アクセンチュア(株) ビジネス コンサルティング本部
AIグループ日本統括 マネジング・ディレクター
保科 学世(ほしな がくせ) 氏
世の中のデジタル化の潮流が、医療・ヘルスケア業界にどのような影響をもたらすのか。業界内外からの視点で、医療現場におけるAI活用の現状から、その要諦までを俯瞰する。また画像診断から生活習慣病リスク予測、臓器移植の予後予測まで、実例を交えながら紹介する。AIの技術進化・利用拡大により顕在化するAI活用のリスクとその回避方法、患者を中心としたエコシステムの構築や、そこで求められるデータプラットフォームなど、ヘルスケアの未来の姿について触れていく。
1.医療におけるAI活用事例
2.AIが抱えるリスク
3.企業間コラボレーションの必然性
4.今求められる医療データプラットフォームとは
5.質疑応答
Meiji Seika ファルマ(株) 経営企画部
デジタル推進グループ長
佐々木 隆之(ささき たかゆき) 氏
IoTや人工知能をはじめとするデジタルテクノロジーの急速な進展は、医療・ヘルスケアやその関連産業にパラダイムシフトをもたらしている。ディープフェノタイピングによる層別化・個別化の進展、感性科学や行動変容の医療・ヘルスケアへの応用、デジタルツインやリビングラボを活用したアジャイル開発、ライフコースデータの集積・統合といったさまざまな潮流が、医療ヘルスケアの周辺で起こりつつある。
本講演では、医療・ヘルスケアで進展するデジタルトランスフォーメーションのうち、特に予防や治療への活用が期待されるデジタルヘルスやデジタル治療の潮流について紹介するとともに、データを基にした医療・ヘルスケアを実現するための道筋や、異業種連携の可能性について考える。
1.医療・ヘルスケアのパラダイムシフト
2.データ駆動型ヘルスケアの潮流
3.デジタルヘルスとデジタル治療の展望
4.DXとヘルスケアの未来
5.質疑応答
慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。アクセンチュアにてAI・アナリティクス部門の日本統括、およびデジタル変革の知見や技術を結集した拠点「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」の共同統括を務める。AI HUBプラットフォームや、業務領域ごとに体系化したAIサービス群「AI POWEREDサービス」、需要予測・在庫補充最適化サービスなどの開発を手がけるとともに、アナリティクスやAI技術を活用した業務改革を数多く実現。厚生労働省保健医療分野AI開発加速コンソーシアム構成員などを歴任。一般社団法人サーキュラーエコノミー推進機構理事。
Meiji Seikaファルマ株式会社(旧明治製菓株式会社)にて、バイオ技術の研究職、国内外医薬品工場のマネジメント、長期ビジョンや中計策定等に従事。2018年より日本製薬工業協会医薬産業政策研究所へ出向、デジタルやビッグデータの利活用に関する政策提言にあたる。業界内外での講演、講義等多数。2021年4月より現職。