■8つの読みどころ■
1.「4大メガシフト」〜企業が新しいビジネスを構想する際に考慮すべき生活者の変化
2.「ノーバウンダリーシフト」から生まれる未来ビジネス
3.「セルフシフト」から生まれる未来ビジネス
4.「リレーションシフト」から生まれる未来ビジネス
5.「サステナブルシフト」から生まれる未来ビジネス
6.未来ビジネスを「新規性」「市場性」「社会的インパクト」「技術的革新性」など6つの視点で評価・解説
7.未来ビジネスを支えるテクノロジー
8.産業別に見る未来ビジネス
■概要■
生活者の行動や価値観の「4大メガシフト」×人間中心の「7領域のテクノロジー」で生まれる「新しいビジネス」変化が激しく不確実性の高いVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代。10年後に向けた新しいビジネス、すなわち「未来ビジネス」を見通すためには、社会を取り巻く大きなトレンドと、様々なところで芽吹いている未来を探索することが欠かせません。本レポートでは、世界で個人の影響力が増していることに着目し、生活者の行動や価値観の変化を探索の起点としました。様々な領域で境界が曖昧になる「ノーバウンダリーシフト」、自分なりの幸福を目指す傾向が強まる「セルフシフト」、他者の概念や関係性をこれまで以上に柔軟に捉える「リレーションシフト」、環境や社会とのつながりを強く意識し持続可能性を重視する「サステナブルシフト」の4大メガシフトをベースに、10年後のビジネスの基本テーマとなる「リ・ジェネレーション」の概念を提示します。これに独自の生活者調査を交えた分析で、30の未来ビジネスを厳選。それぞれの未来ビジネスのアイデアを「新規性」「市場性」「社会的インパクト」「技術的革新性」の4項目で評価し、「10年後の未来像」と「社会背景」とともに提示します。また、社会に広く影響を与える「人間中心の先端テクノロジー」を7領域に分類し、「生成AI」「自動運転」「メタバース」「ブロックチェーン」などの16技術の可能性を探ります。さらに、未来ビジネスの影響を「自動車/モビリティー」「IT/通信」「医療/福祉」など10の産業別に分析。今後の10年で新たに生まれるビジネスの方向性を提示する、未来ビジネスの決定版レポートです。
■監修・著者■
平林 知高
EYストラテジー・アンド・コンサルティング ストラテジック インパクト
Data Driven Re-Design Strategy Team リーダー/パートナー
■著者(代表)■
山田 悠生
EYストラテジー・アンド・コンサルティング ストラテジック インパクト
Data Driven Re-Design Strategy Team マネージャー
<1>エグゼクティブサマリー
1.未来ビジネスを導く考え方
・生活者の価値観を変える4大メガシフトとリ・ジェネレーション
・4大メガシフト×7領域のテクノロジーから導かれる30の未来ビジネス
・未来ビジネスの評価方法
2.「未来ビジネス2024-2033 全産業編」の構成
・未来ビジネスの4大メガシフト
・ノーバウンダリーシフトと8つの未来ビジネス
・セルフシフトと7つの未来ビジネス
・リレーションシフトと8つの未来ビジネス
・サステナブルシフトと7つの未来ビジネス
・未来ビジネスを支えるテクノロジー
・産業別に見る未来ビジネス
<2>未来ビジネスの4大メガシフト
1.総論:生活者主導で進む4つの変化
・生活者の価値観に影響を及ぼすトリガー
・トリガー(1):社会の成熟と世代の移り変わり
・トリガー(2):人間をエンパワーするテクノロジーの高度化
・トリガー(3):地球規模のパンデミック
・生活者の価値観の4大メガシフト
2.ノーバウンダリーシフト:境界のない世界の出現
・概要:生活のあらゆる側面で境界がなくなる
・背景要因(1):経済・社会規範の流動化
・背景要因(2):制約を解消・軽減する技術革新
・背景要因(3):コロナ禍で加速したリアルと仮想の融合
・10年後の生活者(1):ライフスタイルの自由化
・10年後の生活者(2):財やサービスの多様化
・10年後の生活者(3):生活の利便性向上
3.セルフシフト:ウエルビーイングを自在に追求
・概要:自分に向くベクトル
・背景要因(1):長寿命化・社会不安による健康意識の向上
・背景要因(2):幸福や精神的な豊かさの追求
・背景要因(3):コロナ禍を契機とした自分の見つめ直し
・10年後の生活者(1):「手段」としての最適な健康の実現
・10年後の生活者(2):最善のウエルビーイングの追求
4.リレーションシフト:他者との豊かな共生関係の構築
・概要:自分の“近く”に向くベクトル
・背景要因(1):都市化・高齢化が生む課題
・背景要因(2):コミュニケーションのための技術進展
・背景要因(3):コロナ禍による対話欲求や地域目線の強まり
・10年後の生活者(1):自由で柔軟な関係の構築
・10年後の生活者(2):「1対多」化するマルチローカリゼーション
・10年後の生活者(3):「企業との双方向関係」が当たり前に
・10年後の生活者(4):「他者と共にすること」に傾斜
5.サステナブルシフト:自然と実現する持続可能性
・概要:自分の“遠く”に向くベクトル
・背景要因(1):「人新世」での環境悪化と社会課題の出現
・背景要因(2):巨大な複雑系に関与する技術の進歩
・背景要因(3):地球規模課題が自分ごとに
・10年後の生活者(1):激甚リスクを当然視する生活
・10年後の生活者(2):日常に溶け込むサステナブル意識
・10年後の生活者(3):経済や社会のリ・デザインへの意識
6.未来ビジネスを貫くリ・ジェネレーションと企業の役割
・リ・ジェネレーションの概念
・生活者にとってのリ・ジェネレーション
・企業にとってのリ・ジェネレーション
・コミュニティーにとってのリ・ジェネレーション
・「リ・ジェネレーター」としての企業の役割
・企業の役割変化(1):生活者の多様な選択を支える企業
・企業の役割変化(2):ウエルビーイング貢献型企業
・企業の役割変化(3):関係構築型ビジネスを展開する企業
・企業の役割変化(4):生活に環境社会貢献性を埋め込む企業
<3>ノーバウンダリーシフトと8つの未来ビジネス
1.総論
・ノーバウンダリーシフト領域の未来ビジネス
・ノーバウンダリーシフトが生むビジネスアイデア
2.使用者が完成させる製品づくり
[共通項目]2.〜9.
・概要と評価
・10年後の未来
・ビジネスアイデアの社会背景
・新規性
・市場性
・社会的インパクト
・技術的革新性
3.欲しいものをその場で受け取れる物流・小売り
4.自然環境に戻る家づくり
5.自動運転がもたらす自由な住まい
6.大衆化する空中移動
7.BMIやアバターロボットがサポートする自由な働き方
8.人生シミュレーター
9.将来の姿を可視化し意思決定をアシストする小売り
<4>セルフシフトと7つの未来ビジネス
1.総論
・セルフシフト領域の未来ビジネス
・セルフシフトが生むビジネスアイデア
2.いつの間にか健康診断
[共通項目]2.〜8.
・概要と評価
・10年後の未来
・ビジネスアイデアの社会背景
・新規性
・市場性
・社会的インパクト
・技術的革新性
3.オンデマンド完全栄養食
4.自然に感情をケアするトランステック商品
5.住人の最適環境を実現する家
6.ホログラフィック遠隔医療
7.学習効率を高める教育支援サービス
8.小型マルチモビリティー
<5>リレーションシフトと8つの未来ビジネス
1.総論
・リレーションシフト領域の未来ビジネス
・リレーションシフトが生むビジネスアイデア
2.ツーリズムを核とした地域課題の解決
[共通項目]2.〜9.
・概要と評価
・10年後の未来
・ビジネスアイデアの社会背景
・新規性
・市場性
・社会的インパクト
・技術的革新性
3.地域ぐるみで食品や生活財をシェアリング
4.マルチロール自走店舗
5.見守りや生活支援に役立つロボットインフラ
6.言葉にできない本音や塩梅を基に企画する商品
7.使い心地を伝送できる店
8.コミュニケーションハブとなる製品
9.バーチャル市民サービス
<6>サステナブルシフトと7つの未来ビジネス
1.総論
・サステナブルシフト領域の未来ビジネス
・サステナブルシフトが生むビジネスアイデア
2.セルフリペアパーツのデザイン販売
[共通項目]2.〜8.
・概要と評価
・10年後の未来
・ビジネスアイデアの社会背景
・新規性
・市場性
・社会的インパクト
・技術的革新性
3.サブスクで完全循環する製品
4.自己修復する都市空間
5.広域環境センサー網による防災や減災
6.レジリエントな農水工場
7.ゲームとミッションで環境や社会の課題を解決するビジネス
8.職人ロボットとの協業
<7>未来ビジネスを支えるテクノロジー
1.総論
・未来ビジネスを支える7領域のテクノロジー
・未来ビジネスを支えるテクノロジーのロードマップ
2.情報処理技術(生成AI/量子コンピューター)
・情報処理技術(生成AI/量子コンピューター)の概要
・生成AIの急速な浸透
・生成AIの倫理的課題
・10年後に実用水準に十分な量子コンピューターが登場
3.IoT/センシング
・IoT/センシングの概要
・感情や心理の測定技術による「ヒトのインターネット」
・センサーの性能向上が実現するネットワーク
4.人間拡張/遠隔存在
・人間拡張/遠隔存在の概要
・人の能力を向上させる「超人化」
・感覚伝送がもたらすコミュニケーションの革新
5.アディティブ・マニュファクチャリング(AM)/マテリアルズ・インフォマティクス(MI)
・AM/MIの概要
・精密3Dから4Dプリンティングへ
・MIによるバイオマテリアルやメタマテリアルの開発
6.自動運転/スマートモビリティー
・自動運転/スマートモビリティーの概要
・地上型モビリティー:自動運転車が普及期を迎える
・空中型モビリティー:自律型ドローンと空飛ぶクルマの活用
7.ロボティクス
・ロボティクスの概要
・人間と生活支援ロボットとの協働
・人に寄り添えるロボットとの共生
8.6G/メタバース/XR/Web3/ブロックチェーン
・6G/メタバース/XR/Web3/ブロックチェーンの概要
・次世代モバイル通信「6G」の実現
・現実と仮想の区別ない空間の出現(メタバース/XR)
・安全なデジタル価値流通が浸透(Web3/ブロックチェーン)
<8>産業別に見る未来ビジネス
[共通項目]
・生活者のシフトがもたらす影響
・自動車/モビリティー産業の未来ビジネス一覧
1.自動車/モビリティー産業
2.エレクトロニクス/機械産業
3.建設/インフラ産業
4.IT/通信産業
5.エンターテインメント産業
6.医療/福祉産業
7.小売/流通/卸売産業
8.金融/保険産業
9.教育産業
10.農業/林業/水産業