「推しエコノミー」からみるファン経済時代の
〜ユーザー動向を解き明かしビジネスモデルの変化を掴む〜
株式会社Re entertainment 代表取締役社長/
エンタメ社会学者
中山 淳雄(なかやま あつお) 氏
アニメ・アイドルなどのコンテンツ業界において、メーカー×マスメディアで露出を増やしてユーザー・消費者を獲得していく時代から、ユーザー×コミュニティがSNSを経由しながら「推し」の経済圏が立ち上がっていく時代へと、そのビジネスモデルが大きく変化しつつある。この変化はコンテンツ業界のみならず、あらゆる産業においてユーザーとの向き合い方が変化している証左でもある。
アニメ・ゲーム・アイドル・音楽ライブなどの総合的なエンタメコンテンツ市場の変化をみながら、各産業がヒントにすべきユーザー動向について、エンタメ社会学者の中山淳雄氏が解説する。
1.アニメ業界2兆円市場で海外/国内が逆転した理由
2.BTSやNiziUにみるアイドルコンテンツのグローバル×デジタル展開
3.アイドル・キャラクターが先行する「推し経済圏」に対するうち手
4.マイクロソフトがActivision Blizzardを買収した理由
5.ハリウッド型モデルからオタク経済圏型モデルへのシフト
6.米・中・韓のコンテンツ力に対峙する職人国家の日本モデル
※受講者全員に著書
『推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』(2021年10月日経BP刊)を進呈
エンタメ社会学者。事業家(経営コンサルRe entertainment創業)と研究者(早稲田博士・慶應・立命館大研究員)、記者(Gamebiz記者)、政策アドバイザー(経産省コンテンツIPプロジェクト主査)を兼任しながら、コンテンツの海外展開をライフワークとする。以前はリクルート・DeNA・デロイトを経て、バンダイナムコスタジオ・ブシロードで北米、アジア向けのメディアミックスIPプロジェクトを推進&アニメ・ゲーム・スポーツの海外展開を担当。著書に『推しエコノミー』『オタク経済圏創世記』『ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか』など。
現在連載中→世界でエンタメ三昧、推しもオタクもグローバル