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データセンターの冷却方式とエネルギーマネジメント

12月14日(月)
株式会社ザズーデザイン 代表取締役
柴田 博一(しばた ひろかず) 氏
近年、生成AIは我々の生活に欠かせないものになってきている。生成AIのサービスが幅広く一般に提供されるにつれ、AIデータセンターの建設需要も一気に高まってきたと考えられる。データセンターといえば、膨大な電力と水の消費が、常に問題となってきたのは広く報道されている通りである。電力や水の大量消費の一因となっているのが、使用されているコンピューターからの発熱を冷却するために、それらが使用されていることにある。
本セミナーではデータセンターにおける各種冷却方式の特徴及び長所・短所を比較検討し、全体像を捉えにくいデータセンターにおける冷却技術を、初学者でも理解しやすいよう説明する。
1.データセンターの現状と課題
(1)データセンターにおける電力消費
(2)平均P U Eの推移
(3)データセンターにおけるフォームファクター
(4)基本的な冷却方式
(5)チラーと冷却塔
2.空冷方式の概要と課題
(1)空冷における主要構成要素
(2)ヒートシンクの基本仕様
(3)各種冷却ファンの諸特性
3.液冷方式の概要と課題
(1)液冷方式の主要構成要素
(2)コールドプレートの設計
4.液侵技術の概要と課題
(1)液侵冷却の概要
(2)単相式と二相式
(3)沸騰冷却
(4)液冷・液侵用各種冷媒
5.質疑応答/名刺交換
三井情報株式会社 執行役員 先端テクノロジー管掌
イノベーション戦略推進責任者
内田 利文(うちだ としふみ) 氏
生成AIの普及に伴いデータセンターの消費電力と発熱が増大し、空冷から液冷への移行やAIを活用した冷却・電力の最適化が進む。一方、電力供給力の確保、既存設備の液冷対応、設備投資、安定運用と省エネの両立が課題となっている。
本講演では、AI時代のデータセンターにおける冷却効率やエネルギー効率最適化に関する技術動向や三井情報における取組を紹介し、今後の展望を考察する。
1.データセンターの動向と課題
2.冷却技術の動向と取組
3.エネルギーマネジメントの動向と取組
4.今後の展望
5.質疑応答/名刺交換

1986年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了後、ソニー株式会社入社。オーディオカセットテープの自動組み立て機やオフセット印刷機の開発に従事した後、社内選抜により米国MIT客員研究員として有限要素法を研究。帰国後は数値解析チームに参画し、流体構造連成解析や輻射熱解析を担当。1997年 会社派遣にて米国スタンフォード大学大学院にてDFXの研究に従事し、2002年に博士号取得。帰国後はLEDバックライト開発チームで機構・放熱設計を担当し、同バックライトを使用した世界初のテレビ量産化に成功。その後2機種の商品化を成し遂げた後、2009年にソニー退職。同年、韓国サムスン電子入社。ディスプレイ研究所にて急速に普及し始めていたサイドエッジ型LEDテレビの放熱設計を担当し、2014年に退職。同年、華為技術日本横浜研究所入社、2016年より同リーンクーリングラボのディレクターとして、基地局向けTEC、PC向け冷却ファンやスマートフォン向け放熱デバイスの開発を担当し、2019年に退職。同年、株式会社ザズーデザインを設立して放熱技術のコンサルティングを開始、現在に至る。

DCを含む情報通信インフラの設計・構築・プロジェクトマネージメントおよび研究開発の業務に従事。
2021年フェロー、2023年執行役員 先端テクノロジー管掌 イノベーション戦略推進責任者。
