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【多極化するグローバル音楽市場の現在地】
〜世界での「発見→ファン化→マネタイズ」をどう設計するか〜

11月10日(火)
Paradeall株式会社 代表取締役
エンターテック・コンサルタント
鈴木 貴歩(すずき たかゆき) 氏
ストリーミングやSNSの普及により、世界の音楽市場は成長を続け、欧米中心からアジア、中南米などを含む多極的な市場へと変化しています。フィジカル商品の再評価に加え、ディアスポラや異なる文化圏のアーティストによるコラボレーションが、国境を越える新たなヒットや市場を生み出しています。
日本の音楽への海外からの関心が高まり、政府も音楽・エンタメの海外展開を支援する中、本講義ではグローバル市場の構造変化を俯瞰し、日本の音楽産業が世界で成長するための機会、課題、戦略を具体的な事例とともに考察します。
1.成長を続けるグローバル音楽市場の現在地
ストリーミングを成長エンジンとして拡大する世界の音楽市場。その規模、収益構造、主要プレイヤーと日本市場との違いを俯瞰する。
2.欧米中心から多極化へ-アジア・中南米など新興市場の台頭
中国、韓国、東南アジア、インド、ブラジル、メキシコなどの成長と、非英語圏の音楽が世界市場で存在感を高めている背景を考える。
3.ストリーミングとSNSが変えた「国境を越えるヒット」
Spotify、YouTube、TikTok等によって、流通、マーケティング、音楽発見がどう変わったのか。
言語や地域を越えてヒットが生まれるメカニズムを解説する。
4.フィジカル商品の再評価-アナログ、CD、コレクタブル
デジタル化の一方で再評価されるアナログレコードやCD、限定盤などを、音源販売だけではなく、ファンダム、所有体験、
高付加価値商品の観点から捉える。
5.グローバル化のキーワード:ディアスポラとクロスカルチュラル・コラボレーション
移民・文化的コミュニティが音楽の国際的な広がりに果たす役割と、異なる国・言語・ジャンルのアーティスト、
プロデューサー、クリエイターによるコラボレーションが、新しいオーディエンスや市場を生み出す仕組みを考える。
6.世界から注目される日本の音楽と、海外展開への追い風
日本のアーティストや楽曲への海外からの関心、日本独自の音楽文化、アニメ・ゲーム等との相乗効果に加え、政府による
音楽・エンタメ産業の海外展開支援を紹介する。
7.日本の音楽を世界に届け、ビジネスにするための戦略
DSP、SNS、ライブ/フェス、現地パートナー、海外アーティストとのコラボレーション、ディアスポラ/
コミュニティ、フィジカル商品などを組み合わせ、海外での「発見→ファン化→マネタイズ」を設計する。
8.これからのグローバル音楽ビジネスと日本の成長機会
ファンダム、データ、AI、Music Tech、新興市場などの変化を踏まえ、日本の音楽企業が海外展開を継続的な事業として
構築するために必要な視点を考える。
9.質疑応答/名刺交換


ゲーム会社、放送局でコンテンツ企画、事業開発を担当した後に、2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。デジタル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、全社のデジタル戦略の推進、国内外のプラットフォーム企業との事業開発をリードし、2016年に起業。現在はParadeaAll株式会社の代表取締役エンターテック・コンサルタントとして、日米欧の企業へのエンターテック領域の事業戦略、事業開発、海外展開のコンサルティング事業に加え、日欧のスタートアップのアドバイザーも務める。またJASRAC理事、英SXSW Londonの音楽審査員なども務め、日本とグローバル、業界とイノベーションの橋渡し役を担っている。
