ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
新規事業がうまくいかない本当の理由〜フレームワークに頼らない、「目的」から始める事業創造プロセス〜

10月23日(金)
seeink株式会社 代表取締役
日比野 由空(ひびの ゆうく) 氏
新規事業の情報は急に増えましたが、多くの企業は「自社に合った進め方」を見つけられず、フレームワークの空欄を埋める作業に陥っています。原因は手法ではなく、新規事業の「目的」が決まっていないことです。本講演では、年間100社以上・累計300案件超の支援実績から、目的の決め方、体制づくり、アイデア出し、顧客への検証、試作、事業化準備までを、実際の検討シートと判断基準とともに解説します。あわせて、事業を担う人の「ノウハウ」と「当事者意識」の育て方にも触れ、自社の目的から逆算して「自社ならではの進め方」を組み立てる手順を持ち帰っていただきます。
1.なぜ新規事業はうまくいかないのか
・フレームワーク先行の落とし穴:空欄は埋まるのに、次にやることが決まらない
・「目的」があいまいだと事業が迷走する:採否が担当者の好みと上司の一言で揺れる
・「熱量がすべて」論の限界
・目的 × 進め方(ノウハウ)× 当事者意識 -本講演の全体像
2.全体の設計 -目的から進む方向を決める
・目的と目標を分ける -「売上○億円」は目標であって目的ではない
・どこで戦うかを絞る -顧客の近さ × 強みの活きやすさの2軸
・推進体制の作り方 -専任/兼務、決裁者、既存事業と別の物差し
・5段階の進め方と通過条件 -目的設定→アイデア→営業検証→試作検証→事業化準備
・事業化後のかたちを先に決める -事業部/子会社/提携・出資/売却
3.人材* - *事業を担う人に必要な「ノウハウ」と「当事者意識」
・既存事業と新規事業は正解の見つけ方が違う
・ノウハウの中身 -顧客への聞き方、「買う」の見極め、試作で確かめる範囲、経営への示し方
・フレームワークは「箱」、ノウハウは「手順」 -型として身につく
・支援が離れると止まる本当の理由 -能力ではなく目的の重なり
・当事者意識は性格ではなく設計できる -会社の目的と本人の目的の重なり
・経営側にできること -研修と実践、目的の共有、任せ方(権限と失敗の扱い)
4.質疑応答

18歳のとき、自身が弱視であることをきっかけに、視覚障害を持つ子どもの保護者コミュニティを企画・立ち上げる。20歳からスタートアップ・大手企業の両方で新規事業の立ち上げに携わり、2020年(21歳)にseeink株式会社を創業。一社一社に合った新規事業づくりに特化した専門家集団として、中堅・大手企業を中心に年間100社以上の事業創出を支援し、これまで手掛けた新規事業は累計300案件以上。新規事業を一緒に進める支援に加え、新規事業人材を育てる研修、M&A(買収後の統合を含む)の支援を手掛ける。
著書に『新規事業がうまくいかない本当の理由 「目的」から始める事業創造プロセス』(クロスメディア・パブリッシング、2026年)。
