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AIとデータセンターが導く〜米国にみる系統改革の最前線と日本市場への示唆〜

11月11日(水)
株式会社日立製作所 エナジー営業統括本部
エナジーマーケティング部 シニアストラテジスト
山田 竜也(やまだ たつや) 氏
生成 AI の急速な普及に伴い、データセンターの電力需要はギガワット級に達する例も現れ、電力インフラに大きな影響を及ぼしつつあります。
本講演では、データセンター事業者が受動的な需要家から能動的な系統支援者へと変わりつつある「パラダイムシフト」や、米国連邦エネルギー規制委員会による送電網改革の最新動向を紹介します。さらに、ソフトウェア技術を活用した既存系統の有効活用策、インフラ増強費用の負担ルールをめぐる議論、そして日本の電力インフラ構築に向けた示唆と今後の展望を解説します。
1.生成AI拡大に伴う電力需要の急拡大と事業環境の変化
(1)ギガワット級データセンターの出現と急速な需要の急速な増大
(2)受動的な需要家から能動的な系統支援者へのパラダイムシフト
2.米国データセンターを取り巻く5つの事業環境変化
(1)「AIファクトリー」の大規模化とGPUによる急激な負荷変動
(2)データセンター建設期間と送電網増強における時間軸のギャップ
(3)「成長コストは成長を牽引する顧客が負担する」という考え方と制度対応の動き
3.米国エネルギー規制委員会による送電網改革の最前線
(1)6つの地域/独立送電機関に対する改革命令の発出背景
(2)ソフトウェア主導による既存系統の有効活用
(3)データセンター側の自律的制御と高度連携による需給調整
4.日本市場への示唆と制度設計の議論
(1)データセンター等の大規模需要増加に対応した制度の方向性
(2)資源エネルギー庁の審議会・ワーキンググループにおける議論
5.次世代電力インフラ構築と総合インフラベンダーの役割
(1)供給側と需要側が一体となった柔軟な電力システム形成
(2)IT・OT・プロダクトの融合による早期稼働と系統安定化の両立
6.質疑応答/名刺交換

1987年 北陸電力株式会社入社。1998年 一般財団法人日本エネルギー経済研究所出向。2002年 株式会社日立製作所入社。2014年 同社経営戦略本部 戦略企画部 部長。2016年 同社エネルギーソリューションビジネスユニット 戦略企画本部長。2019年 同社次世代エネルギー事業協創統括本部 戦略企画本部長。2016年より日立東大ラボエネルギープロジェクトメンバーとして政策提言立案に従事 電気学会正会員。公益事業学会正会員。
