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技術ロードマップの策定と研究開発戦略への実装〜10年先を見据えたR&Dテーマ設定と経営層を動かす技術戦略の描き方〜

7月 6日(月)
日本工業大学技術経営大学院 教授
清水 弘(しみず ひろし) 氏
技術ロードマップは、市場・製品・技術の3層でこれらのつながりを示す技術戦略手法の一つです。技術部門の皆さんの経営・事業への貢献を示す重要アウトプットといえます。ただ、戦略技術や途上技術の強化がいかに技術・製品・市場につながり、経営・事業へ貢献するかを描くことは容易ではありません。
本セミナーでは、技術マーケティングの基本手法、特にMPT-Lを活用した技術ロードマップの作成について説明したいと思います。
※MPT-L:市場(Market)・製品(Product)・技術(Technology)のつながり(Linkage)
1.技術ロードマップとは
-市場・製品・技術のつながり(MPT-L関連図)での説明の重要性
・技術ロードマップとは
・技術ロードマップの効果
・なぜ必要になったか
・技術変局点の理解
・初期検討での有効なコミュニケーション
・自社/組織にあったストーリーが重要に
・重要な2つの要件
・どの事業〜製品群へどの方向性で貢献するか
・市場・製品・技術のつながりでの説明
・MPT-L関連図
・技術ロードマップと技術者の役割
・(参考)フレームワークとは
2.技術ロードマップ作成の基礎知識
2-1.価値創出活動と市場・製品・技術のつながり
・価値創出活動
・技術視点のマーケティング手法の必要性
・MPT-L関連図と3つのツリー
(1)BOM(Bill of Materials)ツリー
(2)M-F-T(Market/Function/Technology)ツリー
(3)PMD(Product/Manufacturing Design )ツリー
・PMDツリーから技術ポートフォリオ
2-2.事業貢献を市場・製品・技術のつながりで説明
・事業貢献と事業単位
・事業ポートフォリオ
2-3.世の中変化での機会・脅威を市場・製品・技術のつながりで描く
・機会・脅威を導出:PEST/3C(Politiocs/Economics/Society/Technology/Customer/Competitor/Company)
・価値連鎖
・M-F-T
・STP(Segmentation/Targeting/Positioning)
・4P(Product・Proce/Place/Promotion)と具体的検討イメージ
・方向性の選択:アンゾフ・マトリックス、SWOT、魅力度適合度
具体的な検討イメージ
2-4.価値創出活動での実践活用
・アイデア創出・コンセプト企画と開発〜テスト・検証〜市場投入・成長段階の業務プロセス例
3.マーケットインとプロダクトアウトの技術ロードマップ
・技術ロードマップの作成
・技術:技術ポートフォリオ、市場・製品:MPTーL関連図、事業単位、アンゾフ・マトリックス
・全固体電池と風力発電事例(配布テキスト無)
4.技術ロードマップ作成の個人のスキルと組織の巻き込み方
・個人のスキル
・組織の巻き込み方
5.まとめ・質疑応答・ディスカッション


京都大学工学部合成化学科卒業。東洋エンジニアリング(株)で化学プラントの設計部門に勤務後、1990年よりアーサー・D・リトル(ADL)に参画。製造業を中心にIT企業、技術系サービス業のイノベーションとグローバル展開に関する戦略、技術、組織の経営課題の解決に従事。2003年よりパートナー。2015~2024年シニアアドバイザー。2010年から日本工業大学技術経営大学院で技術と経営に関する教育と研究にも携わる。2015年教務委員長、2022〜2025年研究科長。IT企業、材料企業、中国自動車部品企業などの社外取締役、監査役やアドバイザーにも従事(現任)。
