SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【総務省/NICT】

量子暗号通信実用化に向けた政策と技術展望

No.
S26084
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2026年 2月18日(水) 10:00~12:00
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

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よくあるご質問

2月18日(水)

Ⅰ.未来を拓く量子技術:総務省が推進する量子通信の最前線

総務省 国際戦略局 技術政策課 研究推進室
課長補佐
矢野 雄一郎(やの ゆういちろう) 氏

10:00~10:40

本講演では、量子技術がもたらす未来の変革について述べ、総務省が推進する量子通信技術とその価値を解説します。量子分野における政府戦略や研究開発の枠組みにも触れ、総務省における量子通信の研究開発への取り組みをご紹介します。また、量子暗号通信の社会実装についても言及し、国際動向やユースケース、さらには広域化・高度化に向けた取り組みも示します。

1.量子技術の基礎と総務省の役割
2.量子技術がもたらす未来と政府戦略
3.研究開発と量子セキュリティ拠点
4.量子技術の社会実装とユースケース
5.国際的な取り組みと今後の展望
6.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.ポスト量子時代における量子暗号の価値と可能性

(国研)情報通信研究機構 未来ICT研究所
量子ICT研究室 室長
加藤 豪(かとう ごう) 氏

10:50~12:00

量子計算機の実現によって危殆化が懸念される既存の暗号システムを代替する手段の一つとして期待される量子暗号について、その安全性の根拠を直観的に解説するとともに、量子暗号がもたらす具体的な価値や必要性を概観します。さらに、社会実装に向けた現在の技術状況や直面する課題を俯瞰し、今後の技術進展に関する長期的な展望を探ります。

1.量子暗号の安全性の由来
2.量子暗号装置の実現状況
3.量子暗号技術の現在の問題点と可能性
4.量子暗号の今後の技術発展の長期的な展望
5.質疑応答/名刺交換

矢野 雄一郎(やの ゆういちろう) 氏
2015年に首都大学東京(現 東京都立大学)にて博士(工学)を取得。日本学術振興会特別研究員を経たのちに、2016年から情報通信研究機構(NICT) 時空標準研究室で小型原子時計、セシウム原子泉一次周波数標準器、分散時刻同期アルゴリズム、時系生成アルゴリズム、準天頂衛星みちびきを利用した高精度時刻技術、有無線通信での高精度時刻同期、日本標準時の高精度時刻配信の研究開発に従事する。2025年に総務省 国際戦略局 技術政策課 研究推進室に移り、量子暗号通信や量子インターネットの研究開発推進を務める。
加藤 豪(かとう ごう) 氏
2004年 東京大学大学院理学系研究科にて博士(理学)を取得。以後、NTTコミュニケーション科学基礎研究所において量子情報理論の研究に従事。2022年に情報通信研究機構(NICT)へ移り、2023年より量子ICT研究室 室長を務める。量子暗号の安全性証明をはじめ、量子暗号を理論的に支える研究を行っている。
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