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有望な海外LDES(長期エネルギー貯蔵)〜各技術方式の海外事例、国内外の比較から見るビジネスチャンス〜

1月19日(月)
東北電力株式会社 事業創出部門 アドバイザー
大阪大学フォーサイト株式会社 取締役
出馬 弘昭(いずま ひろあき) 氏
再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電)は不安定なため、SDES(短期エネルギー貯蔵)が必要です。主なSDESはリチウムイオン電池で数時間のエネルギー貯蔵が可能ですが、将来的に再生可能エネルギー比率が50%程度になると、LDES(長期エネルギー貯蔵)が必要になります。LDESは10時間から数ヶ月のエネルギー貯蔵が可能です。LDESの技術分類は電気化学・機械・熱・化学方式があります。
本講演ではLDESの各方式の特徴、海外の有望なスタートアップと社会実装の進展など、新たなビジネスチャンスのヒントとなるトレンドを解説します。
1.LDESが必要となる背景
2.4つの技術方式の特徴
3.海外の有望なLDESスタートアップと社会実装
(1)電気化学方式
(2)機械式
(3)熱方式
(4)化学方式
4.海外と日本の比較
5.質疑応答/名刺交換


大阪ガスのR&D・IT部門でオープンイノベーション・行動観察・データ分析等を主導。2016年より業界で初めて米シリコンバレーに駐在し、欧米の脱炭素系スタートアップとの事業開発を開拓。2018年、東京ガスに入社しシリコンバレーのCVC立上げに参画。米Plug and Play Tech CenterのCorporate Innovation Awardを業界初受賞。2021年 帰国し、東北電力の事業創出部門アドバイザーに就任。また大阪大学フォーサイトの取締役、エクサウィザーズ・グリーンタレントハブ・インベストメントLab等の顧問、海外スタートアップの日本展開支援等にも従事。南カリフォルニア大学ロボット研究所客員研究員、京都大学非常勤講師、日本オペレーションズリサーチ学会副会長などを歴任。主な共著は「蓄電所ビジネス」、「エネルギー業界を変革するAX戦略」(共に電気書院)。京都大学工学部機械系物理工学科卒。
