SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【急増するデータセンターの電力需要の対策】

大規模負荷の系統接続を巡る動き

〜米国と日本の動向の比較〜

No.
S26010
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2026年 1月 8日(木) 13:00~15:00
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受講料
1名につき 34,210円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
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■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

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よくあるご質問

1月 8日(木)

大規模負荷の系統接続を巡る動き

一般財団法人電力中央研究所 理事待遇
社会経済研究所 事業規制法制研究統括
丸山 真弘(まるやま まさひろ) 氏

13:00~15:00

ここ数年、米国ではデータセンター(DC)等の大規模負荷が急増し、系統への接続までの時間が長期化するといった課題が生じている。また、家庭用需要家などからは、DCの接続のための設備形成費用を、送電(託送)料金の形で負担することに対する反発の声も上がっている。
さらに、接続の遅延を嫌うDC事業者が、複数地点で同時に接続申し込みを行い、最初に接続が確保できた地点で立地することを通じ「幻の需要」が発生することが、接続までの時間を一層長期化させるという悪循環も生じている。また、系統に対する負担軽減から、ピーク時や緊急時にDCに負荷抑制を求めるという動きもある。これにより設備形成をしなくてもよいというメリットがある一方、課題も指摘されている。
一方日本でも、総合資源エネルギー調査会傘下の次世代電力系統WGなどの場で、米国と同様の問題意識の下、議論が進められている。
本講演では、米国での課題の整理と、日本での検討の状況を比較し、大規模負荷の系統への接続に関する問題点を明らかにする。

1.データセンター等の大規模負荷を巡る米国の現状
 (1)急騰する需要と設備の形成
 (2)需要の不確実性
2.大規模負荷を巡る課題への対応策
 (1)「併設負荷」を巡る問題
 (2)需要の不確実性への対応
 (3)Bring Your Own Generationの考え方
3.大規模負荷とデマンドレスポンス
 (1)信頼度確保のための負荷抑制とデマンドレスポンス
 (2)早期接続検討とデマンドレスポンスの組み合わせ
4.質疑応答/名刺交換

※プログラムは、総合資源エネルギー調査会・次世代電力系統WGの議論の動向を踏まえ変更する可能性があります。

丸山 真弘(まるやま まさひろ) 氏
1990年3月 東京大学法学部第一類(私法コース)卒業
1990年4月 (財)電力中央研究所 入所
2001年〜2002年 全米規制研究所 客員研究員
2005年〜2016年・2019年〜 上智大学法学部 非常勤講師
2018年7月 (一財)電力中央研究所 社会経済研究所 スタッフ 副研究参事
2021年7月 (一財)電力中央研究所 社会経済研究所 参事 研究推進マネージャー
2025年6月 (一財)電力中央研究所 理事待遇 社会経済研究所 事業規制法制研究統括
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