SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

進化するAI×ロボットの最新動向

〜国家プロジェクトとロボット企業の戦略〜

No.
S25469
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2025年10月20日(月) 13:30~16:00
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

申込フォーム
パンフレット よくあるご質問

10月20日(月)

少子高齢化時代のビジネスを紡ぐ人間拡張とインターバース

国立研究開発法人産業技術総合研究所 フェロー
持丸 正明(もちまる まさあき) 氏

13:30~14:40

少子高齢化による労働人口の減少と介護やリハビリの負担増への対応がビジネスチャンスとなっている。AI・ロボットによる完全自動化だけではなく、AI・ロボットにより人の能力を拡張するアプローチ「人間拡張」が注目されている。特に、人が仮想空間とつながり時空間制約を超えて価値を拡張し、実空間に環流する「インターバース」ビジネスが期待されている。講演では企業との連携事例や国家プロジェクト事例を通じて、最新動向を紹介する。

1.人間拡張 
 - 人に寄り添い、人を高める技術。人の状態を測るウェアラブルセンシング、それを分析するデジタルヒューマンツイン、
  さらに、XRやロボット技術を活用したリアリタイムの介入技術で構成される。
2.XR 
 - VR(Virtual Reality)、MR(Mixed Reality)、AR(Augmented Reality)などを統合した技術分野。
  仮想空間と実空間のインタフェースを含む。
3.製造業のサービス化 
 - センサやデバイス、システムなどを販売するだけでなく、これにサービスを統合して顧客と付加価値を共創するビジネスとして
  提供するよう製造業が変革していくことを言う。人間拡張によるシステムをそのまま販売するのではなく、それをサービスとして
  提供し、顧客の情報を獲得して企業の知識価値を高めていく。
4.メタバース 
 - フィジカルな空間(ユニバース)に対して、ネットワーク上に構成されたサイバーな空間である。
  ヒューマンインタフェース技術により、フィジカル空間のリアルな人の行動はこのサイバー空間内におけるアバターの行動として
  再現される。
5.バーチャルエコノミー 
 - メタバースを活用し、サイバー空間上で新たな価値を共創するだけでなく、その価値をフィジカル空間にも環流させることで
  産み出させる新しい経済圏。
6.質疑応答/名刺交換

AIとの融合(Phyisical AI・Embedded AI)で進化するロボティクスとオペレーション
〜デジタル・現実世界の接点としてのロボットと、
   柔軟に変化するフレキシブルロボット・ヒューマノイドロボットへの進化〜

株式会社d-strategy,inc 代表取締役
株式会社Third Ecosystem,inc CEO
東京国際大学 データサイエンス研究所 特任准教授
小宮 昌人(こみや まさひと) 氏

14:50~16:00

AIとの融合の中でロボットやロボットを活用したオペレーションの進化が急速に進んでいます。学習に必要な空間データを合成し高速で立ち上げることや、制御コード生成によりフレキシブルに動作を切り替えることが実現しつつあります。これらによりロボットを活用したオペレーションや製造ラインのあり方にも変化が見られるとともに、ロボット企業に求められる戦略も変化してきています。本講演においてはロボットとAIの融合に関して、Physical AI・世界基盤モデルや、Embedded AI、ロボットSLM(Small Language Model)などをキーワードに変化の動向や、企業に求められる戦略等について触れさせて頂きます。

1.AIとの融合(Phyisical AI・Embedded AI)で進化するロボティクスと変化する位置づけ
2.Physical AIを支える世界基盤モデルプラットフォーム(NVIDIA Cosmos / GENESIS等)
3.AI×ロボット融合で変わるあらゆる産業のフレキシブルオペレーションと、製造ライン
4.ロボット企業側のAI時代の戦略変化とロボット×SLM(Small Language Model)
5.AI×ロボット融合時代に求められるユーザー企業/ロボット企業の戦略
6.質疑応答/名刺交換

持丸 正明(もちまる まさあき) 氏
1993年 慶應義塾大学大学院博士課程 生体医工学専攻修了。博士(工学)。同年、工業技術院生命工学工業技術研究所 入所。2001年 改組により、産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究ラボ 副ラボ長。2018年より、人間拡張研究センター長。2023年にフェロー。専門は人間工学、バイオメカニクス、サービス工学。現在、ISO TC 324国際議長。内閣府SIPプログラムディレクター。
小宮 昌人(こみや まさひと) 氏
野村総合研究所、産業革新投資機構JIC-VGIなどを経て現職。戦略デザインファームのd-strategy,incを創業し代表取締役として、生成AIをはじめとするデジタル化・技術変化の中での企業やスタートアップのDX/ソリューション・イノベーション戦略を支援。また、グローバルでのスタートアップエコシステム連携プラットフォームのThird Ecosystem,incの代表取締役CEOとして海外・国内のスタートアップエコシステム(VC/CVC/企業/大学/政府機関/スタートアップ)の連携・活性化に取り組む。加えて、東京国際大学データサイエンス研究所特任准教授においてデジタル×サプライチェーン教育とともに、明星大学非常勤講師としてデジタルビジネスやイノベーションについて教育を行っている。近著に『メタ産業革命〜メタバース×デジタルツインでビジネスが変わる〜』(日経BP)、『製造業プラットフォーム戦略』(日経BP)、『日本型プラットフォームビジネス』(日本経済新聞出版社)があり、ビジネス+IT連載『デジタル産業構造論』、MONOist等にてWebメディア連載。2024年11月に生成AIの産業活用書籍『生成DX(ジェネレーティブDX)〜生成AIが生んだ新たなビジネスモデル〜』を出版予定。
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