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【制度対応だけでは終わらない、信頼性と透明性を備えたAI活用の実現へ】
〜日本・欧州の最新事例に学ぶ、リスク管理の要点〜
10月 1日(水)
株式会社NTTデータ経営研究所
ビジネストランスフォーメーションユニット
マネージングディレクター/
クロスクリエイショングループ長
兼 Social Innovation Alliance Japan Denmark共同代表
河本 敏夫(かわもと としお) 氏
株式会社NTTデータ経営研究所
ビジネストランスフォーメーションユニット
シニアマネージャー
助川 剛亜(すけがわ ごうあ) 氏
Ⅰ.ポスト生成AI時代の競争力とガバナンス 河本 敏夫 氏 【13:00〜14:00】
各業界でAI導入が加速し、企業は「どのAIを、どのリスク対策と組み合わせるか」をポートフォリオ思考で最適化する段階にきている。AIは誰でも使える一方で誤用リスクも高く、ガバナンスの重要性が一段と増している。2025年5月には日本でもAI推進法が可決・成立し、厳格規制のEUとイノベーション重視の米国の中庸を志向している。変化の速い環境で機会を捉えるには、リスクを見極めつつガバナンス体制を機動的に見直し、迅速に改善を回すことが不可欠である。本講演では以上を踏まえ、企業としてAIソリューションを導入し、事業活動の成長を加速するために何をしていくべきなのか?を明らかにする。
1.NTTデータ経営研究所のご紹介
2.AI活用に対する主要各国の考え
3.企業がAIガバナンス構築の際にするべき検討
4.国内でのAIガバナンス構築事例
5.関連プロジェクトにおける弊社実績のご紹介
6.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.欧州におけるAIリスクマネジメントの現場から
〜欧州AI利活用の潮流と先進的な集中型AIリスク管理ソリューションの紹介〜 助川 剛亜 氏 【14:10〜15:10】
AIはあらゆるセクターを急速に変革し、リアルタイムの不正検知からよりスマートな意思決定、革新的な顧客サービスまで、あらゆるものを強化している。AI導入の加速に伴い、関連するリスクも増大傾向となっている。例としては、規制当局の監視強化、監督の分断、そして透明性と統制の必要性の高まりなどが挙げられる。先進的な組織にとって、堅牢なAIリスク管理とガバナンスは、もはやコンプライアンスだけでなく、業務効率、イノベーションの多角化、そして信頼の構築にも不可欠である。本講演では、欧州で普及している先進的な集中型AIリスク管理ソリューションの詳細について、適用事例を交えつつ実際のアプローチに沿って全容を共有する。
1.集中型AIリスク管理の概要
2.アプローチ詳細
(1)活用AIと社内標準や外部規制の整合性担保
(2)運用面および技術面におけるAIの自動監視と検証
(3)初期開発〜実装段階における監視観点と手法
(4)包括的な監査証跡(規制当局や監査機関向けに高い透明性をもつ記録を残すためには)
3.アプローチ適用事例のご紹介
4.質疑応答/名刺交換
※プログラム中の一部セクションにおいては、以下の講師が補足的に登壇する可能性がございます。
株式会社NTTデータ経営研究所 ビジネストランスフォーメーションユニット マネージャー 青井 雄隆 氏
株式会社NTTデータ経営研究所 ビジネストランスフォーメーションユニット シニアコンサルタント 斉藤 直哉 氏
※第2講座における資料作成には、2021.AI CEO兼創業者である Mikael Munck 氏 が関与しており、当日はオンラインにて参加予定です。
必要に応じて英語での応答となる場合がございますが、その際は 助川 剛亜 氏が通訳を担当いたします。
総務省を経て、NTTデータ経営研究所に参画。デジタル時代に即した社会・産業の“Re-Design”のスペシャリスト。中長期の成長戦略立案、新規事業開発、産官学連携、DX、チェンジマネジメントを得意とする。AIガバナンスコンサルティングをリード。
情報通信・デジタル事業・行政・モビリティ分野において、事業開発からエンジニアリング、DX推進・セキュリティまで多方面でサービス創出を支援。グローバル・ビジネス・エンジニアリングを融合させた価値創造による課題解決を専門とする。