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【日米中欧の企業、政府の巨額投資による競争激化】
〜ハードウェア・ソフトウェア・クラウド・アプリの実用化展望〜
10月23日(木)
法政大学 情報科学部 教授
川畑 史郎(かわばた しろう) 氏
石破首相は 2025年を量子産業化元年と位置づけ、量子技術の産業化支援を強化する方針を示しました。また 2025年6月にカナダで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)において、量子コンピュータを中心とする量子技術に関する共同声明「量子技術の未来に向けた共同声明」が採択されました。量子コンピュータは、重ね合わせや量子もつれなどの量子力学原理を情報処理に利用したコンピュータです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、金融、線形連立方程式等のいくつかの数学的問題を古典コンピュータに比べて指数関数的に高に解くことが可能となります。そのため、世界的大企業やスタートアップが量子コンピュータハードウェア・ソフトウェア開発やビジネスをグローバルに展開しています。
本セミナーにおいては、量子コンピュータの基礎、最新研究開発・ビジネス動向、技術課題、展望について紹介する。
1.今何が起こっているのか?
2.量子コンピュータの基礎
3.ハードウェア・ソフトウェア・クラウド・アプリの最新技術動向
4.各国政府・企業の動向
5.技術課題と将来展望
6.質疑応答/名刺交換
1995年 名古屋大学大学院工学研究科結晶材料工学専攻修士課程修了。1998年 大阪市立大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士課程修了。1998年 通産省電子技術総合研究所研究員。2001年 産業技術総合研究所研究員。2021年 同所 副研究センター長。2024年より法政大学 情報科学部 教授。併任:NEDOイノベーション戦略センター フェロー。文科省光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP人材育成プログラム領域 プログラムディレクタ。同量子情報処理領域サブプログラムディレクタ。内閣府ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」アドバイザ。経済産業省 貿易経済安全保障局 安全保障貿易管理調査員。専門:量子コンピュータ。