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【中国の競争圧力と低評価の構造に挑む】
〜資本市場からの評価とグローバル競争を踏まえた経営戦略〜
8月27日(水)
株式会社ローランド・ベルガー プリンシパル
三輪 政樹(みわ まさき) 氏
日本の化学産業は、GDPに占める割合も高く、また半導体・ヘルスケア材料などグローバルに高いプレゼンスを有する事業も多いにも関わらず、株式市場における化学企業の評価は総じて低い。
これらは業界構造的な課題を有するとの仮説に基づき、マクロ視点での株式市場・国際市場競争環境を切り口として企業価値向上に資する経営戦略の在り方・変化に対応するための企業変革の在り方を示す。
1.何故日本の化学企業は株式市場で評価されないのか
・低PBRの背景を財務・事業構造から読み解き、企業価値向上への示唆を示す
・PBRとEBITDAからの企業群の類型化を試み、それぞれの企業価値向上策を解説
2.中国化学企業の過剰投資と価格競争が付きつける現実
・中国の半意図的な過剰投資がアジア域での価格競争の激化を誘引していく実態を提示
・日本企業にとってのリスクと機会を整理し、日本化学企業が勝ち残るための選択肢を提起
3.企業価値を高め長期継続的な成長を図る戦略方向性
・前章・前々章から得られる示唆を俯瞰した、いま日本化学企業がとるべき経営戦略を解説
4.環境変化に追従するための企業変革の勧め
市場競争環境が大きく変化していく中で、日本化学企業が取るべき経営戦略を実践していくために必要となる企業変革の
必然性とポイントを提起
5.質疑応答/名刺交換
工学系大学院卒業後、化学メーカー生産技術エンジニアを経て経営コンサルタントへ転身。複数の外資戦略・総合ファームを経験し、延べ20年超の実務実績を有する。対象領域は、化学企業を主としたBtoB製造業・物流業に対する戦略策定および事業会社経験を活かしたオペレーション・デジタル変革の実行支援を幅広く対応。現職ローランド・ベルガー在籍4年半。中小企業診断士(旧 生産情報部門)。