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【経営ビジョン『勇翔2034』におけるヒト起点の成長戦略】
〜Suica、JREポイントデータの活用最新事例と人材育成〜
9月 9日(火)
東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部
戦略・プラットフォーム部門
データマーケティングユニット
担当部長
渋谷 直正(しぶや なおまさ) 氏
JR東日本では、2025年7月に、すべての人の心豊かな生活の実現を目指した新たなグループ経営ビジョン『勇翔2034』を発表しました。ここでは、鉄道輸送事業に加え、エキナカ、駅ビル、ホテル、不動産などの生活サービス事業(非鉄道)をさらに伸長させ、お客さまを中心としたヒト起点のマーケティングを推進していきます。
そのためにはSuicaやJREポイント会員の利用履歴などを活用したデータマーケティングが必要不可欠です。社内のデータを活用し、それを施策に活かしていくためには、ツールを導入したり分析技術を習得するだけでは不十分で、ビジネスを理解し適切なデータ分析・施策立案が行える人材の育成が重要になります。2024年から採用を開始したデータマーケティングのジョブ型人材の育成についてもご紹介します。
本講演では事業会社においてデータマーケティングを進めていくうえでのポイントを、事例を交えながらお話しします。
0.自己紹介、JR東日本の紹介
1.JRE CDP*と活用事例
2.社内データマーケティング人材の育て方
3.JR東日本におけるデータ活用事例
4.ジョブ型人材の採用
5.データサイエンティストにとって大切なこと
6.質疑応答/名刺交換
*Customer Data Platform
※最新トピックスを盛り込んだ内容に更新する場合があります
講義16:00-17:30、質疑応答17:30-18:00
2002年に日本航空に入社。JALオウンドサイトのログ解析や顧客情報分析、航空券などのレコメンド施策の立案・企画・実施を担当。2014年、日経情報ストラテジー誌による「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。2019年にデジタルガレージ転職、同社グループでのデータ活用を統括・推進する執行役員CDO に就任。2021年より現職。Suicaデータなどのマーケティング活用や社内分析人材育成に取り組む。ビジネスアナリティクスや実務に役立つ分析手法に詳しく、データを使ったマーケティングを得意とする。総務省統計局講座や大学での講演・記事掲載など多数。