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【日本ケーブルラボ/IIJ/テレビ東京】
〜IP伝送・AI制作・次世代ネットワークのリアルに迫る〜
9月 5日(金)
一般社団法人日本ケーブルラボ 専務理事
宇佐見 正士(うさみ まさし) 氏
日本ケーブルラボでは現在、地域のためのケーブルテレビの再発明に向けて、オールIP、有線、無線、サービス品質、新サービスの5分野で、新たな役割と可能性に向けた技術開発に取り組んでいます。
本講演では、それぞれの分野における最新トピックスと現在の課題を紹介するとともに、「放送のIP化」における“7つの選択肢”や無線技術、AI活用の進展を具体的に解説します。あわせて、海外動向を踏まえた将来の技術展望や、近未来の技術活用を体験的に試す「近未来ルーム」の取り組みにも触れ、今後のケーブルネットワークの方向性を展望します。
1.「ケーブルテレビの再発明」とは?
2.未来の選択肢
2.1.放送のIP化 「7つの選択肢」
2.2.無線技術の活用
2.3.AIの活用
3.少し先の未来を試す〜近未来ルーム〜
4.質疑応答/名刺交換
株式会社インターネットイニシアティブ
放送システム事業部 事業推進部 ビジネス推進課
課長
渡辺 文崇(わたなべ ふみたか) 氏
「東京・春・音楽祭」では、2021年より全公演の有料配信を実施しており、その技術面を一括して支えているのがインターネットイニシアティブ(IIJ)です。
本講演では、これまでの配信における課題や対応策をふまえ、リモート環境・クラウド活用、伝送ネットワークの構築・冗長化など、安定した配信を実現するための具体的な取り組みを紹介します。
また、2025年開催に向けた新たな挑戦や、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との連携を通じた取り組みにも触れ、文化イベントにおけるIP伝送活用の実際を詳しくお伝えします。
1.「東京・春・音楽祭」について
2.配信の課題
3.これまでの取り組み
4.「東京・春・音楽祭2025」における新しい取り組み
5.ネットワークの構築と冗長化
6.ベルリンフィルハーモニー管弦楽団とIIJ
7.質疑応答/名刺交換
株式会社テレビ東京 テック開発局テックラボ 部長
近藤 剛史(こんどう つよし) 氏
テレビ東京グループは、長期ビジョン「テレ東VISION2035」において「AIをはじめ最先端のテクノロジーで時代の先を行く」ことを掲げています。本講演では、このビジョン達成に向けたテレビ東京テックラボの取り組みと最新事例をご紹介します。
AIを活用したコンテンツ制作の効率化やバーチャルプロダクション導入による革新的な映像表現など、実際の取り組みを通じて、テレビ東京のテクノロジー戦略、従来の制作手法に変革をもたらす最先端技術の実装とその意義、そしてその展望について解説します。
1.テレビ東京グループの目指すもの:先端技術が拓く未来
2.コンテンツ制作へのAI実装
3.バーチャルプロダクションの導入と活用
4.次世代のコンテンツ制作を共創するテクノロジー戦略
5.質疑応答/名刺交換
1983年 (現)KDDI入社。同研究所で光海底ケーブル研究開発および太平洋横断光ケーブル開発に従事。KDDI研究所執行役員を経て、KDDI理事技術開発本部長として5G、IoT、AI等の新規技術開発を指揮する。
2021年より、日本ケーブルラボ専務理事
BSデジタル放送の開局から4K・8K放送開始までデジタル放送サービス関わり、W3Cへの参加など標準化活動を経て、ライブ配信や配信サービスの運用・販売、IIJ Studio TOKYOの運用、そしてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のストリーミングパートナーとして技術実験などに関わっています。
2000年入社。制作技術担当としてテクニカルディレクターをはじめとした番組制作に従事。2021年よりテックラボに所属し、次世代スタジオの戦略検討やバーチャルプロダクション導入を担当。2024年より現職。