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【無料】新たな車両型式指定制度の方向性と
7月11日(金)
国土交通省 物流・自動車局 審査・リコール課
ユーザー情報企画調整官
辰野 誠哉(たつの せいや) 氏
近年、複数の自動車メーカー等による型式指定申請における不正行為が確認されたことを受け、国土交通省はその再発を防止するため、令和6年4月、外部有識者を含む「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」を設置し、12月に自動車の型式指定申請に係る不正行為を防止するための対応策についてとりまとめを行いました。
本講演では、本とりまとめの概要、本とりまとめを踏まえた制度概要について紹介します。
1.検討会とりまとめ概要の紹介
・検討会設置の背景 ・とりまとめの考え方・内容 等
2.制度概要の紹介
・改正法令の内容 ・制度制定後の動き 等
(株)ベリサーブ ConTrack事業部 開発課 課長
横田 浩行(よこた ひろゆき) 氏
(株)ベリサーブ モビリティ第五事業部
ソリューション第一課 SU長
大和田 茂樹(おおわだ しげき) 氏
(株)ベリサーブ サイバーセキュリティ事業部
セキュリティマネジメントオフィス課 課長代理
中西 駿太(なかにし しゅんた) 氏
車載システムでは、SDV時代の到来に伴い、開発規模や複雑性が格段に増しています。
一方で、UN-R155/156/157/171などの法規制や関連する国際規格への準拠が必要となっており今後、SMS(Safety Management System)をはじめとした、より厳格なプロセスと証跡の管理が求められると言われています。本講座では、SDV時代に向けた車載システム開発における品質説明力強化のための、より効率的な情報管理の必要性について論じ、具体的な事例として、ベリサーブでのALMツール「ConTrack」を活用した、品質説明力強化サービスについて以下2例をご紹介いたします。
事例1:取引先との仕様書変更やりとりに係る変更箇所自動抽出によるテスト設計の品質向上と効率化事例
事例2:サイバーセキュリティ規格・法規制に向けて具体的な成果物への落とし込みとAIを活用したトレース管理によるより効率的な説明力強化の事例
2016年4月 国交省入省。2023年10月 (独)自動車技術総合機構 企画部企画課長(併)OBD情報・技術センター 調査役。2025年4月 現職。
2009年 株式会社ベリサーブ入社。大手電機メーカーのプロジェクトなどでQAエンジニアを務めた後、新規事業の企画・推進に従事。その後はトレーサビリティ管理ツール「ConTrack」の企画・開発を主導するなど、システム開発全体のQCD向上のためのソリューション開発に注力。情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア品質監査制度部会にも参画。
2003年 ベリサーブ入社。大手家電メーカーを中心にカーナビやドライブレコーダーなどの車載システム開発におけるテスト戦略立案支援、テスト設計業務などに従事。直近ではOEMに常駐し、テストを中心とした開発プロセス改善の支援業務に従事。
2019年 ベリサーブ入社。サプライヤにて車載システムにおけるサイバーセキュリティ対策(ペネトレーションテスト、脆弱性診断など)に関連した支援業務に従事。2021年からは、OEMやサプライヤ向けにUN-R155/UN-R156グローバル法規対応およびISO/SAE 21434に準拠するための開発プロセス整備や運用支援業務を主導。