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2040年と新たな地域医療構想〜医療機関機能を担う病院の未来〜
7月30日(水)
社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ 理事
よこすか地域包括ケア推進センター長
武藤 正樹(むとう まさき) 氏
新たな地域医療構想が始まる。新たな地域医療構想では、これまで高度急性期機能、急性期機能、回復期機能、慢性期機能の回復期機能を包括期機能に改めた。そして医療機関機能として以下の5つの機能を提示した。①高齢者救急・地域急性期機能 ②在宅医療等連携機能、③急性期拠点機能、④専門等機能、⑤医育及び広域診療機能。
講演では、この中で①,②の医療機関機能を担う200床以下病院の経営について見ていこう。そしてこれらの病院で活躍する総合診療医の役割について見ていこう。
1.2025年、2040年時代とは?
2.新たな地域医療構想
3.減る急性期医療ニーズ
4.増える包括期ニーズと在宅ニーズ
5.コミュニテイホスピタルと総合診療医の役割
6.質疑応答/名刺交換
1949年3月8日生まれ 神奈川県出身。1974年4月新潟大学医学部卒業、1978年4月新潟大学大学院医科研究科修了後、同年より国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中厚生省から1986年〜1988年までニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学。1994年4月国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年4月国立長野病院副院長。2006年4月より国際医療福祉大学三田病院副院長・同大学大学院医療経営福祉専攻教授、2020年7月より社会福祉法人日本伝道協会衣笠グループ相談役、2023年7月より理事。
政府委員としては、医療計画見直し等検討会座長(厚労省2010年〜2011年)、中医協入院医療等の調査評価分科会会長(厚労省2012年〜2018年)、規制改革推進会議医療・介護ワーキンググループ専門委員(内閣府2019年〜2021年)、後発医薬品産業構造検討会座長(厚労省2023年〜2024年)、セルフケア・セルフメデイケーション推進に関する有識者検討会委員(厚労省2025年〜)。
【著書】『2025年へのカウントダウン?地域医療構想と地域包括ケアはこうなる』(医学通信社2015年)、『ジェネリック医薬品の新たなロードマップ』(医学通信社2015年)、『医療と介護のクロスロード』(医学通信社2018年)、『医療介護の岩盤規制をぶっとばせ!: コロナ渦中の規制改革推進会議、2年間の記録』(篠原出版新社2021年)、『コロナで変わるかかりつけ医制度』(ぱる出版2022年)、『医療介護DX〜コロナデジタル敗戦からAIまで』(日本医学出版2023年)