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進化が求められる看護部の「新看護マネジメント」〜看護師の離職防止と定着・やりがいの向上を実現するための具体的手法〜
11月14日(木) 終了済
株式会社日本経営 組織人事コンサルティング部 部長
兄井 利昌(あにい としまさ) 氏
看護師の離職を問題視している医療機関はとても多くあります。皆様も様々な定着施策(看護師の処遇改善、ベースアップ評価料や看護職員処遇改善評価料など)を取られているのではないでしょうか。処遇だけでは対応できない理由も多々あります。看護師のやりがいをどう高めるか、「やりたい看護ができない」と言って退職する看護師をどのように少なくするかも必要です。今回は、看護部の定着・やりがいの向上を実現するための方法を、全体感をもってご説明します。
※賃金制度は看護師だけではなく、全職員を対象とした制度設計方法をお伝えします。
1.看護現場の状況とこれから求められる看護部の進化
病院経営を変えるのは看護部から。看護部の進化が求められる。
(1)5年目以下が退職する看護部の特徴
(2)従来型看護マネジメントから新看護マネジメントへの変化
2.給与制度見直しの方向性(看護師以外職種も含む)
人件費コントロールと能力主義を可能とする給与制度構築コンセプトと具体的手法
(1)医療機関の賃金トレンド
(2)賃金制度のコンセプト作成
(3)賃金制度見直しのポイント(誰に、何を、どの程度、どうやって支給するか)
3.看護現場に求められる改善活動と師長の役割
(1)師長の成長が看護部を変える。そのためには、テクニックとスキルの習得が必要
(2)改善活動で看護師長を育てる3つのポイント
(3)PDCAを実現する仕組みと管理方法
4.給与制度と人事評価制度との連動をどう考えるか。
改善活動をどのように人事評価制度と処遇に結びつけるか。人事評価制度構築コンセプトと具体的手法。
(1)スキルアップと人事評価制度を連動させる評価項目
(2)人事評価制度構築方法とその導入スケジュール
5.質疑応答/名刺交換
2004年3月 甲南大学法学部経営法学科を卒業、同年4月 株式会社日本経営戦略人事コンサルティング入社、現在に至る。
専門分野は、組織マネジメントと業務プロセス改善(リーン生産方式)。医療機関を中心に、医師職および医師職を除く職種に対する組織・人事制度コンサルティング(構築支援・運用支援)、階層別研修、収益改善等、人・組織を軸とした組織改善支援を業務とする。また、昨今は看護部を中心とした業務プロセス改善を行っており、生産性の向上と離職防止支援も行っている。研修業務にも積極的に取り組み、考課者トレーニング研修DVD、フィードバック面接DVDの講師のほか、役職者対象研修・一般職・セミナー・講座等年間50回以上の講演実績あり。
【主な実施コンサルティング業務】
「医師評価制度構築・運用支援」「医師以外職員人事制度構築支援」「看護師業務プロセス改善(リーン生産方式)」「中期経営計画策定支援」「医師職以外職員賃金制度構築支援」「組織活性化支援」その他多数